お腹の調子とか、ちょっと食パンだけでは足りないとか…色々な理由で毎朝ヨーグルトを食べてます。
もう習慣みたいなもので、止めようとも思わないし何か別のものに変えようとも思っていませんでした。
けれど、今回ヨーグルトに良く似たケフィアという存在を知り、モニターさせてもらえることになったのでご紹介します。

ケフィア？え？ヨーグルトじゃないの？
私の疑問はまずそこからでした。何が違うのかがわからないんです。だってどっちも見た目はほぼ変わらないじゃないですか。ヨーグルトって分類のなかにギリシャヨーグルトとかケフィアって種類があるんだと思ってました。
でも…実はケフィアってヨーグルトではないんですね。

じゃあ何かって言うと…簡単に言えばカルピスのほうが近いんです。
子どもの頃によく飲んだカルピス…飲んだことないです、って人の方が珍しいと思います。
ケフィアというのは牛乳を乳酸菌と酵母で発酵させたもので、一般的に販売するためにはどうしても品質の安全性を保てなかったようです。そのため砂糖を加え殺菌し濃縮飲料として販売されたものがカルピスなのだそうです。
初めて知った事実にホント驚きを隠せません。

そんな販売を断念するようなケフィアは確かに販売するには品質管理が徹底できませんが…家庭で作る分には問題ないらしく…それを実現したのが今回モニターさせて頂いた「ホームメイド・ケフィアのスターターキット」なんですね。

でも販売できないようなものを家で作って大丈夫？と思われるかもしれませんが…
ケフィアを作る際に発生する炭酸ガスが原因で、販売用の容器を密閉すると破裂する恐れがあるため販売に至らなかったというのが理由です。(食品衛生上、容器に穴をあけることができないため。)
なので家で作ったからと言って危ないものが出来上がるとか、そういう心配はありません（笑）

で、結局ケフィアってどんなもの？…と思うかもしれまんせんが…簡単に説明すると。
　・含まれる乳酸菌が多い
　・乳酸菌のうちいくつかは生きたまま腸に届いて善玉菌として働く
　・お腹の中でビフィズス菌を増やす
　・豆乳だって発酵できる
　・室温で発酵できる
なんて特徴を持ってます。

なんか良さそうに見えるけど…値段は高いんでしょ？と思う方だっているかも…
でもそんなに高くないことに私は驚きました。
ホームメイド・ケフィアはこんな風に１箱１０パック入り(税込1306円)で販売されています。

１パックで牛乳１リットルをケフィアに作りかえることができるので…私が住んでるあたりの牛乳やヨーグルトの値段を考えると…

　ケフィアを作る場合 ＝　牛乳(150円)＋　ホームメイドケフィア１パック(130円)　＝　280円
　ヨーグルトを買う場合　＝　450グラム入り１パック(130円)　を1000グラム換算　＝　288円

どうですか？私の住んでる辺りではケフィアを手作りするほうが安くなっちゃうんです。
もちろんホームメイドケフィアもまとめ買いすればもう少しお安くなるので…さらにお安く食べれるということになります。

ですが…続けるためには味が一番重要ですよね？
そこで、早速ケフィアを作って食べてみたいと思います。

用意するのは、もちろん牛乳１リットルです。

これにホームメイドケフィアを１パック入れます。
中は少し黄味がかった粉でした。
ケフィアは室温で発酵できるのが特徴ですが…やはり冬の寒い時期になると発酵に時間がかかるそうです。
室温が２０℃以下になる場合は、牛乳パックを直接包んで保温状態を維持できるサポーターを使うといいそうです。(スターターキットに含まれています。)
今回は室温２０℃以下になっていませんので、そのまま作っていきます。

牛乳パックを全開しちゃいましたので、蓋をするためにスターターキットに入っていた紙パックホルダーを利用します。

牛乳パックの上部をホルダーでがっつりホールドして、室温で一日ほおっておきました。
約一日放置して、蓋をあけると…牛乳は見事プリンのように固まっていました。
写真ではわかりにくいかもしれませんが…傾けても液体が流れてくることはありません。

これで出来上がりです！
牛乳パックの上のほうは普通のスプーンで掬えますが…下の方になると掬えません。
そんなときのために、スターターキットには柄の長いスプーンもついてます。

こちらで掬って…まずは一口。
ケフィアはヨーグルトに比べてかなり柔らかいです。ですが、プレーンヨーグルトにある酸っぱさは全くありません。とてもまろやかな味わいで、砂糖なしでも十分食べれます。
まずはコーンフレークにケフィアをかけて蜂蜜がけで頂きました
ヨーグルト以上に柔らかいせいか、水分を多く含んでるんでしょうか？少し置いておいたらコーンフレークがフニャフニャになっていました…(;^ω^)これはちょっと微妙です。お味は美味しいんですが…

次は大好きなドライフルーツを入れて頂きました。ドライフルーツを入れて一日放置してから食べたのですが…ドライフルーツが水分を吸っていい感じに水っぽさがなくなり、ドライフルーツの甘みが足されて非常に美味しくなっていました。(これが私の通常のヨーグルトの食べ方なので、とても大満足です。)

お次は少しだけアレンジレシピ。
いつもはクリームチーズで作るのですが…今回はケフィアで作りました。
食パンやクラッカーのトッピングとして愛用しているクリームです。

材料は蜂蜜とクルミと水切りケフィアです。
ケフィアを２日くらいかけて水きりヨーグルトと同じように水を切ってみました。
味見をしてみると、いい感じに酸っぱさもなく少しチーズっぽいクリームが出来上がりました。
悪くないです。

全ての材料を後は混ぜるだけ。
味見をしながら蜂蜜の分量を好きに調節し、クルミは好きなだけ。本当に適当なレシピなのですが…
これ好きなんです( *´艸｀)

出来上がったクリームを食パンに塗って…ケフィアだらけの朝食の出来上がりです。

かなりお腹に良さそうなメニューです。全て美味しく頂きました♪
ヨーグルトに拘っていたわけではないですが…今後、ケフィアへ移行していきたいと思ってます。
モニターとして頂いたケフィアがまだ残ってますので、次は豆乳でも作ってみたいです。
でも豆乳だと少しお値段が高くなってしまうんですよね～そのあたりが難しいところですが…（笑）
まずはどんな乳で作るケフィアが美味しいのか…色々と試してみたいです。

栞 　 2015-11-04 00:00:00 提供：有限会社中垣技術士事務所