残業を終えての帰路、寒かったです。霧雨でした。

食べるお店を探すのも面倒で、手っ取り早く、駅前の牛丼チェーン店に入りました。

老夫婦が、お財布の中を覗き込みながら、相談していました。
「いくらある？」
「お金持ってる？」
「何が食べられる？」

メニューとお財布の中身とを見比べて、何が食べられるのか迷っていました。



牛丼は並盛です。
２人前を注文します。合計金額がお財布にあるでしょうか？



サラダのセットも、お得です。
２人分のお金があるでしょうか？




キムチとお味噌汁、お新香とお味噌汁も食べたいけれど、
持ち合わせがあるでしょうか？



この光景に出合って、学生時代のことが思い起こされました。
アルバイトをしながら、友人６人で同棲しながら、勉学に励んでいたあのころのことを・・・

今の生活は夢のようです。

あのころは、今日見かけた老夫婦同様に、何が食べられるのか不安でした。

行きつけのラーメン屋さんに入って、お腹が空いていて、ラーメンを食べてしまって
お店を出られなくて・・・・　支払いができなくて・・・・
思い切って、ラーメン屋さんのオバサンに謝ったら、ラーメン屋さんのオジサンに内緒で、こっそりと「次回にくれればいいょ」と許してくれて、
次回に食べたときに前回の分も払ったら、オジサンににらまれて・・・・

支払のときに、１０円足りないこともありました(+_+)
困っていたら、支払いを済ませた見ず知らずのお客さんが、お釣りに受け取った１０円を置いて行ってくれたり・・・

昭和の良き時代でしょうか。
苦学生に優しい時代でした。

そんなことを想い出しました。
感謝です♪♪

ご覧くださいまして、ありがとうございます。


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クリクリ 　 2015-04-07 21:52:09 提供：愛媛 吉田みかんと宇和海の幸産直店　なかい