こんにちは。ワンデイスマイル・インプラントクリニックの林田京子です。

今回は実際にインプラントの施術に踏み切った４０代女性のお話です。
かなり長い年月を我慢して過ごしてしまったために、
上あごの前歯６本の、
ケースとしては重い症例です。
その患者さんの話をそのまま掲載します。

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子供の頃から歯並びが悪いのが悩みで。。。
女性雑誌に広告が出ている治療の写真をみて、２０代の頃に美容外科の審美歯科に行きました。
合計８本の歯を削り、白いセラミックスで８本の歯をつなげたブリッジ治療を行いました。
しばらくは調子が良かったのですが、２～３年過ごした頃にグラグラしてきて。。。
気にはなっていたけれど、特に痛いわけでもないしそのまま普通に生活していました。

それから半年くらいの後に歯茎がやせてきて歯の根っこが見えるようになり、とてもじゃないけれど人前では笑えない。いつも口元を隠すように手をあてることが癖になり、前歯では食事が出来なくなってしまいました。。。
お友達と食事に行っても、食べれないものが多くて。。。
こういう悩みって一人で悩んでしまうんですよね。知られたくないという気持ちが強いんです。

主人から、「最近、口臭がひどくなっているね」とか,子供からは「お口がくさい」と言われ自分では気がつかないけれど、子供は正直ですよね。。。
きっと歯医者さんに行けば「歯を抜いて入れ歯を作りましょう」と言われるだろうし、「こんなにほっといて！」と怒られるだろうし、誰にも相談出来ず、テレビで宣伝している口臭予防グッズでうがいを頻繁に行ったり、歯磨粉の歯周病予防の物を使ったりで。どれも改善することはなかったですね。

グラグラの状態での生活がいよいよ限界でどうしようかと思っているときに、インプラント治療というものを知り、歯の根っこの代わりになるものを埋め込み、歯をセットするという自分が望んでいる治療でした。
けれども、以前、審美治療で失敗した経験があるので、どこの病院に行けばよいのか？と悩んでいた頃に「インプラント相談会」が地元で行われていたので参加し治療方法を詳しく知りました。

ただ、簡単ではあるけれど手術を行う事になるので、怖いな。。。と。
眠った状態で手術を行えると言うことでしたので、点滴注射をしながら眠った状態での手術を希望しましたので、全く何をされたのかは憶えて無くて、終わった後も楽でした。
終わった時は歯が無い状態でしたが、翌日にはキレイな歯がセットされ、グラグラもなく柔らかい物からご飯も食べれたし、何よりも口臭がなくなりました。

自宅に戻り、主人や子供達に歯を見せると、「ママキレイになって良かったね」と一緒に喜んでくれて、私もルンルンでした。
職場の同僚や、友達から何か言われるだろうな。。。
ドキドキだったのですが、１ヶ月経っても歯が変わった事を誰からも気づかれず、、、

手術前は誰にも気づかれたくないな、と思っていたけれど治療してキレイになると気づかれたいものですね。自分からばらしちゃいました。
以外とインプラント治療を知っている人は少なくて、それにもビックリしました。
やっぱり、悩んでいるからこそ情報を求めるんですね。

私の治療後の調子がいいので、噂を聞きつけた同僚や親戚が「歯を見せて～」とか、「自分も悩んでいるんだけど、どこに行けばいいか分からなくて、、、」など相談を受けたりしています。
不思議なものですね。自分の悩みがなくなったら悩んでいる人を勇気づけている自分がいるんです。

口元を手で隠すことがなくなり、おっきなお口を開けて笑えるようになりました。
どうしてもっと早く治療しなかったのかなぁ…今は悩んでいたことすら忘れる毎日です。