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白檀・・・
この香りから・・想い出す・・懐かしい女性がいます・・・
そうね・・
雪恵サン・・・明治〜大正〜の昭和の激動期を、「優美にしなやかに」生き抜いてこられた
おばあちゃま・・・
祖母の女学校時代からの親友でした・・・
いつも、遊びに行くのは夏休み・・・
卒業した、師範・女学校の地より、片田舎の遠くに住んでいた祖母・・・
年に一度か二度・・親友の「ゆきえおばちゃま」のおうちに、幼い私を連れて行くのが
恒例でした・・・
お転婆な女学生=祖母と・・白百合のようだ・・と讃えられた大和撫子=雪恵さん・・
全く正反対の性格のふたりは、なぜか・・・・・親友になり・・・
年月を超え・・逢うたびに・・・
その時・・いつもは質素な祖母のおしゃれとして・・着物から香ってたのは・・白檀香・・・
・・・お化粧大嫌い・戦中戦後をさまざまな事情で働き通した祖母の唯一のおしゃれ・・
そしてなぜか。。「雪恵おばちゃま」からも同じ匂いが・・していたのが印象的でした・・
いつも・・・
大きくなったね?いいコだね・・と、思いっきり抱きしめてくれたひとのあったかい腕や胸元から香っていた・・私を心底、甘やかして安心させてくれた香り・・
旧家に嫁ぎながら、それゆえの苦労・ご主人の戦死・・ひとかたならぬ苦労をされた
雪恵サン・・・
祖母は「ユキちゃんなあ・・ほんま、、谷崎(潤一郎)さんの「細雪」の雪子はん、そっくりやな〜〜・・」亡くなる前まで、思い出したように語ってくれました・・(#^.^#)
確かに、幼い頃の可愛がって頂いた記憶の中には・・
大きな静かな瞳・・優しい気品のあるまなざし・・が印象的でした・・
明治時代産まれの、女学生・・生涯の、親友同士・・・
香りと共に・・・とても羨ましく思う、今日この頃です・・・(^^ゞ
{香水「サンダルウッド(白壇)」 by 武蔵野ワークス ←参加中
http://mp.edita.jp/bl_rd/iid-126077694ae6a33296919/m-4aafc4bfeadb6/k-0/s-0/
なぽりタン 2009-11-15 22:43:15 提供:CLOSED
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