『医療現場から生まれたドクターズコスメ 『セルディア』 のファンサイト』
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今日はドクターズコスメ、「Celldear」の美容保湿クリームのお試しです。
http://monipla.jp/bl_rd/iid-178490994552215b70cc429/m-4fdb345ee3b64/k-1/s-0/
みこみこのおためしブログ
ドクターズコスメって美容雑誌を読まれる方ならお馴染みだと思いますが、「医師が開発に関わったコスメ」ということですね。
一般的な消費者イメージとしては「効果が高そう」「その分お値段もしそう」「成分が良さそう」「でも パッケージは可愛くなさそう」「皮膚科じゃないと買えなさそう」みたいな感じじゃないでしょうか。
私はアレルギー持ちで 物心がつく前からずーっと医大の皮膚科通いしているようなベテラン(苦笑)患者です。(今も2週間に1回は行ってます)
その中で、何回か皮膚科で薬ではなく化粧品を勧められたことがあります。
というか、本来は医師の指示通りなら今もそれを使っていなきゃいけないんですけど^^;、幸い私は強いアレルギー持ちのくせに 化粧品かぶれはしたことがないに近いので(外資系の口紅で1回だけかゆくなってしまったことがあるくらいです)、割と色々なメーカーのものを試しています。
医師が監修に関わったコスメというのは、成分として実際にデータのあるものを用いることが多いです。
耳馴染みのいい成分ではなく、あくまでも「根拠」が大事なのです。
その科学的な根拠のことを「エビデンス 」と言いますが、実際医療現場に使われる薬や手術は ほぼエビデンスにもとづいて判断されているといっても過言ではないでしょう。
こんなことを書くと元も子もないかもしれませんが、実は「ナノイオン」や「コラーゲン」「酵素」って絶対美容にいいもの、と世間には思われていると思いますが、実はすべて実際に効果があるという証拠ってないんですよね。
ナノイオンなんかに関しては、メーカーが独自の実験で出してきているデータもありますが、それがすべて正解ではなく、同じように効果を検証する実験を外部機関で行ったら 全然違うデータが上がってきたり、また実験の手法なんかも科学的に正しいかとどうかって意見が割れたりすることもあるんです。
実際にそれでこんなこと も起こったりもしてます。。。
もっと言えば、コラーゲンなんかは 「塗ったら肌がプルプルになってシワ改善」「飲んだら翌日肌プルプル!」みたいな印象がありますが、コラーゲンは、細胞の隙間を満たすタンパク質・・・体の構成物質そのものである「アミノ酸」がたくさん連なってできたものです。
みこみこのおためしブログ どうも コラーゲン食材の代表格スッポンです
口から入れたら胃で消化されて 分解され、アミノ酸の分子が2~3個連なったペプチドという小さな分子になります。なので、アミノ酸を摂取するという意義は間違いなくあるのですが、そのアミノ酸が直接肌に届いて 100%コラーゲンの再生成に寄与するかっていうと そうではないのです。100%再生成に役立たないわけではないにせよ、「コラーゲンを飲んだら、コラーゲンをもう一度作り出すのに使われる」という証拠って実はまだないんですよね。
また、塗るにしても 先程も書いたとおり、コラーゲンは分子のサイズが大きいため、肌に直で浸透することはできません。ただ、証拠はなくとも、「コラーゲンをとった翌日は肌調子がいい」という実際の体感としての経験則みたいなものはありますから、100%ウソとも言い切れない部分はたしかにあります。
「酵素」なんかもっとひどいです。
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酵素を飲むと「お肌がキレイになってヤセる!」、「酵素は非加熱で生きていないと効果が無い」みたいな触れ込みですが、酵素って「生体内で化学反応を起こすときに触媒になるもの」のことなんですね。例えば、
さきほどのタンパク質の分解にも酵素が関わってきます。生のパイナップルやパパイヤで肉が柔らかくなるのも酵素のおかげ。
でも、それを直接飲んだからって体の中でそのまま酵素として働くわけでもありません。胃酸でやられてしまうものも多いし、生のパイナップルやパパイヤを食べたからといって 胃腸が柔らかくなって云々とか聞いたことなくないですか?
よーく見てみると、たいてい酵素飲料って食事のかわりにのむ「置き換えダイエット」なんですね。だから ダイエットにはなるかもしれないけど、酵素じゃなくていいんじゃないの?って言う話になっちゃいます。
実は世の中、こういうものって非常に多いです。特別大きな害にならなければ、イメージだけでも売れてしまうものなのです。変な話、コラーゲンとかヒアルロン酸くらいで大幅にシワ改善ができるなら、誰もシワやたるみで悩んでいないと思います。。
でも、科学や医学が進んで、実際に効果があるという証拠をもつものもどんどん増えてきています。
ドクターズコスメの場合、その辺 やっぱり国家資格の医師が監修しているだけあって、配合成分にエビデンスを求めることが多いです。また、効果だけじゃなく安全性の試験なども勿論クリアしていることが大きな条件になります。
今回の「セルディア 」は 限られた医療機関でしか購入できないドクターズコスメブランド「ブライセル」 の妹ブランド。一般向けに発売されているので、わざわざ数限られた医療機関に出向いて購入する必要がないのです。便利ですね。
セルディア の「モイストクリーム」 は そのまま「保湿」を目的としたクリーム。
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10g(1週間分) 1890円
40g(1ヶ月分) 6825円
さて 主な配合成分は・・・・
「ペプチド」2種類 さすがドクターズコスメですよね、上にも書いたとおりですが やっぱりいきなりコラーゲンそのまま入れてないってことです。ハリをケアする保湿成分です。
「FGF」 幅広い効果をもつ多機能タンパク質です。説明はちょっとむずかしすぎるので、ウィキペディア を読んでもらうほうがいいかも。
「グリチルリチン酸」 私の大好物(笑)、甘草由来の成分。以前からアレルギーの薬として皮膚科でもらって飲んだりもしてきたし、ワタシ的にはこれとVEが入っていると、少なくとも肌荒れに実際に効果があるのを実感しているので、これが入っているとポイントが高いです。
「浸透型ビタミンE」 続きまして大好物、ビタミンE。これも抗炎症作用や抗酸化作用が実際強く、皮膚科でも臨床的に使われるものです。
「植物性セラミド」 細胞膜に豊富に含まれる脂質の一種。アトピーってセラミドの合成不足が原因と言われてますよね。
「アミノ酸」17種類 タンパク質のもと、つまりすべての生き物の構成物質。肌の新陳代謝を整える。
「サクラ葉エキス」 サクラの葉から抽出された抗炎症・美白成分。
「ローズマリーエキス」 ローズマリーから抽出された抗酸化・抗炎症成分。
実際のサイズ感はこんな感じ。これで40gの1ヶ月分。
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手の甲にのせてみました。
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画像では伝わりにくいのですが、いわゆるクリームよりも透明感があり、乳化してる度合いが低いクリームというより、クリームにワセリンを混ぜたような質感です。柔らかいクリームで、香料の匂いはなし。ちょっと原料臭がありますが、気になるほどではないし、皮膚科でもらう保湿クリームには よくある香りですね。
つけてみると案の定油分の多い質感。テカテカします。塗った感じはヘビーなので、昨今のオールインワンブームでさらさら質感に慣れた人には抵抗があるかもしれませんが、私みたいに極度の乾燥肌の人やエイジングケアに取り組んでいる人からすると ひさしぶりにほっとする質感かもしれません。
でも、つけた瞬間の重さはあるものの、馴染みはクリームにしては非常に早い部類だと感じました。
私はモニターするのにわかりやすいよう、洗顔後 最低限の整肌のために ディプシーウォーター をつけて、乾ききる前にパール1粒分のこのクリームを塗布しました。
保湿成分のある化粧水を使ってしまうと、クリームの効果なのか化粧水の効果なのかわからなくなるので、あえて 成分が水だけのディプシーウォーターを選んでみました。
実際塗布直後は重たい質感があったのですが、数分後には馴染み、逆にあれ?っていうくらい物足りない感じを受けました。つっぱるまではいかないけど、乾燥してきた??みたいな。思わず同じ量を重ね塗り。で、まあ 納得の潤い感かな。
つけた直後とその後の保湿感のギャップはすごい激しいです。つけた直後はワセリンなのに、すぐに化粧水だけを使った後のような後肌になる。
シワとかの改善はそれこそ長期使用しないとわからないと思いますが、翌朝の肌は
まあ、機能はいいけれど、現実消費者の目から見ると、価格としては・・・子育てまっただ中世代、30代前半の私には ちょっと高すぎる かも。まあ、エイジングケアと思えば妥当なんでしょうけど、フルラインではなく あくまでもクリーム単品、10gサイズで1日270円、40gサイズで 1日227円。1年毎日使ったら8万円以上。
ターゲットとしては本当に切実にエイジングに悩んでいる40代以上になるでしょうね。
ここから先は経営者目線になるかもしれないけれど、これだけのものを医師の監修で作るとなると、そりゃそれくらいのお値段にはなると思うのです。そこそこ高価とはいえ、全然ボッタクリじゃなくて適価だと思うのです。でも、市販展開で一般発売していくとなると、どうだろうなあ。。。
ドクターズコスメの場合、やっぱり皮膚科で買ってナンボっていうところもあると思うのですよ。購入する層は元々美容医療に興味がある人や切実な人ばかりなわけで。少々高くても売れるとは思うんです。
でも、一般の小売ルートにのせてしまうと、ドクターズコスメ以外の一般化粧品、量産化粧品と戦うハメになる。ブランド名が有名とかならまだしも、ドクターズコスメの場合 限られた層にしか元々販売されていなかったから、一般的な知名度は低い。知名度を上げるために広告宣伝費を投じるとその分利益が圧迫されるか、コストに転嫁されてしまう。知名度は=売上でもないし。
私ならどう市場展開していくかって考えると、やっぱり皮膚科とか薬局でのマメなサンプリングじゃないかな、と思います。特に薬局。アトピーや乾燥肌で悩む人の場合、薬局には定期的に通うので、そこでもらったサンプルは結構試してもらえる率が高いんじゃないかなと。
あとは 意外と百貨店催事なんかでイベントを持つのもいいかもしれません。固定で店舗となると高額な維持費がかかりますが、今のデフレのご時世 百貨店も催事とかの収入は無視できないし、催事ならそこまで大きな費用はかかりません。大きく商品展開していないだけにスペースはそんなに必要ないでしょうし、とにかく説明して サンプルを配る。
同じクリームでも 百貨店でなら 有名ブランドのパッケージなどが豪華な高額商品が多いですから、このクリームに割高な印象を抱く人はそんなに多くないはず。
それに、百貨店の客層は世代的にも経済的にも ジャストマッチじゃないかなと思うのです。しかも、ブランドに知名度がなくても、変な話「百貨店で売ってるものだから」っていう安心感はもらえる。
その辺の一般化粧品よりは 効果が明らかに優れていると個人的には思いますが、展開が難しいなーと実感したお試しでした。
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http://monipla.jp/fred/moistcream409/item_post/
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みこみこ 2014-01-12 00:00:00 提供:Nail&Beauty Littlesnow
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