aafactoryさんからのお題は「あなたの就職活動エピソード」です。私は、高校卒業後、就職したのですが、高校生の場合は、就職活動というものは特にしないんですね。学校に企業から募集がきて、その中で受けたいところの希望を出して、先生が受ける会社を決めて、受けにいくという形でした。なので、就職活動、というよりは、受験した時のちょっと不思議なエピソードを書こうと思います。私の前の年の先輩までは、就職が割りとラクだったのですが私の年から急に『就職難』になってしまいまして。。。やっと受ける所が決まり、いざ！という時です。第一志望の銀行を一番最初に受けに行った時のことです。私の住んでいるところは　通称「開かずの踏み切り」があるところでして、一旦降りると、なかなか開かないためにバスに乗っていると、歩くよりも時間がかかってしまうことが度々あるのです。だから、国道に出るまでは、歩くこともしばしばでした。（２５分くらいかな。）試験当日、私は、万全を配して歩いて行こうと思っていたのにちょうど目の前にバスが止まったために、何故か乗ってしまったのです。何故、乗ったのか、未だに不明なのですが、誰かに導かれるように乗ったんですね～～。案の定、「開かずの踏み切り」に引っかかってしまい、２５分で着くところが、倍以上かかってしまいました。途中で降ろしてもらうことも出来ず、余裕を持って家を出たのに、試験会場の銀行に着いたのが９時ギリギリ。。。（９時まで来てくださいといわれていました。）汗タラタラ、トイレに行く時間もなく、最悪の状態で、銀行の担当者、他の受けに来ている人全員を待たせていたのです。。。こういう状態では、気持ちも落ち着いていなくて、しかも、面接で待っている部屋には、行員さんの成績グラフが貼ってあったりして、「え～、こんなの嫌だぁ～。」と、テンションは下がる一方。面接でも硬くなってしまい、全然思ったことがしゃべることが出来ずに、当然のごとく撃沈。さすがに落ち込みましたが、切り替えも早く、次の会社を受けることが決まりました。その時は、「度胸」もついてきて、時間もかなり余裕を持って行きました。そして、面接では気取らずに「素直に」「ハキハキと」答えることに心がけました。前回とは違って、自分でも信じられないくらいリラックスして質問に答えていました。いろいろ質問があったのですが、十数名の受験者の中で私だけ質問の答えが違っていたところがあったそうです。それは、「結婚したら、会社を辞めますか？」という質問だったのです。他の人達はみんな「結婚しても続けていきたいと思います。」と言ったそうですが、私だけは、「結婚したら、辞めたいと思います。」とニコっとして答えたんですネ。会社勤めは５、６年して、いい人が見つかったら専業主婦になるのが夢だった私はそのまま素直に答えたんですね。その素直さがいい！っていうことで、妙に上司の方に気にいられれてそれが決め手で私１人が選ばれたんだそうです。後で聞いた話ですが。（笑）こうして考えてみると、いろいろ自分を取り繕って面接するよりもありのまま、素直に面接を受ければ、自分はこういう人間だよっていうのをわかってくれる相性の良い会社に最終的には就職できるような気がします。あの、「開かずの踏み切り」のおかげで、私は最初に受けた銀行を落ちてしまった。でもね、今の私のだんな様は、２度目に受かった会社の人、なんですよね～～。だとしたら、あの時、「バスに乗ってしまった」のは偶然ではなくて、必然で乗ったのかな～～。とか、もしも、最初の銀行に受かっていたらだんな様と出会うこともなく、私の人生はどうなっていたのかな～と思うとすごく不思議でなりません。これはちょっと余談ですが(*^_^*)いずれにしても、自分に正直に面接を受けることとそれから、時間は余裕を持って受けに行くこと、これが就職活動においても大事なことじゃないかな～と思いました。あなたの就職活動エピソード大募集！＠aafactory

まるみ 　 2009-01-29 08:01:00 提供：aafactory