元禄１５年創業　３００年以上の歴史を持つ老舗和菓子屋
鶴屋八幡　
雨風に晒され、年代を感じる色あせた風合いが風格を醸し出しています。























淀屋橋と肥後橋の中間辺りにあるオフイス街
通りに面して大きな間口があり、明るい店舗が一望できる鶴屋八幡の本店があります。
























お宝鑑定団に出せば高値がつきそうな「摂津名所図会」や十返舎一九の「東海道中膝栗毛」に鶴屋八幡が登場しています。








































現在の味を守り続ける礎となっている　江戸時代より職人とお茶人とのやり取りから生まれたアイデアや製法等を書き留めた菓子帳
300年前から伝わるレシピは既存の資料で残ってるだけでも1800種類だそうです。



















鶴屋八幡の屋号は　初代の自宅庭に鶴が巣を作ったことから名付けられたようです
前身である虎屋伊織に材料を収めてた「八幡」さんに支援を受け恩を忘れまいとして鶴屋八幡と名付けました。
創業当時の店先の絵には　旅人がお土産を買い求める姿や菓子切手を商品と交換している姿が描かれています。























こちらが菓子切手別名饅頭切手　江戸時代に発行されたわが国初の商品券
大阪内外で盛んに用いられました。
当時の饅頭では2･3文が相場でしたが　長崎出島の白砂糖に泉州日根野の大納言小豆を使い5文で販売しても飛ぶように売れたそうです。





















































夏のお茶の時間にぴったり　グリーンティーをいただきました。























約200年前と変わらない味と形の夏木立























赤いういろうで白餡を包み　さらに吉野葛で作った透明の餅で包んであります。
優しい甘さが口の中でふんわり味わえる上品な季節限定葛菓子























室町時代末期　長崎へ伝来し大阪に伝わったとされるポルトガルのお菓子を起源とする鶏卵素麺
砂糖と玉子の黄身だけを使っています。
湯煎した黄身を沸騰した糖蜜の中へ細く流し込んで作る　とても手間のかかるお菓子























季節の変化を和菓子で感じる風雅　年間150品ほどのお茶菓子が作られています。























本店の二階にはお茶室が設けてあり　毎月お茶会が催されています。























ビルの中にすっぽり　茶室を移築ｵｵｰw(*ﾟoﾟ*)w























松韻　美しい日本語発見
松の梢を渡る風の音























夏仕様の涼し気な演出























炭を起こし釜でお湯を沸かします。























お茶会の楽しみでもある素晴らしいお道具をここで拝見しながら　美しい所作で一期一会の世界を楽しまれる姿を妄想中(●´ω｀●)。。。























昭和53年発行された美術本この器この菓子























各界有名人お気に入りの器に鶴屋八幡の伝統あるお菓子を盛り付け　目で楽しめる素敵本







































約300年間変わらない味を守り続ける　老舗和菓子屋鶴屋八幡
今日も多くのお客様で賑わっていました。























COOPのギフトでも取り扱っています。






















動きのある鶴の文字が素敵なロゴ　
手作り最中百楽と山清水　これらのお菓子は後日レポします





















鶴屋八幡さん　お忙しい中、貴重なお話を聞かせていただきありがとうございました。




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さーくぴ 　 2017-07-11 00:40:45 提供：株式会社 A getwell & co.