ブログネタ：ひまわりと朝顔とハイビスカス、どれが夏っぽい？ 参加中


夏の日差しの強さを一身にあびて微笑む、向日葵は印象的です。


「ゴッホの向日葵」は、日本の夏の庭先に咲いていた大きな向日葵ではなく、南仏アルル産の ひとまわり以上ちいさなものなのですね。


お花屋さんの店先にも、最近はこのタイプの向日葵が人気で、いまを咲き誇っています。

こちらのサイトでは、この「ゴッホの向日葵」の生花が素敵なブーケで購入できます。



まるで太陽のようにも見えるこのお花が放つ色彩と、花の姿に魅せられて、画家
のゴッホは、生涯を通して絵のモチーフとして描き続けました・・・。

画家の仲間であるゴーギャンや、セザンヌと共同アトリエで創作活動をし、理想的な画家の村を作り上げたかったゴッホ。

その希望に満ちた想いや、活動的なココロ模様が明るく太陽のような向日葵に託されています。


ひまわりのようなヴィヴィッドな黄色は、色彩の中でも最も明度も彩度が高いので、
街なかの色彩の洪水のなかにあっても、目に飛び込んできて、


ひとの関心をとても惹きやすい色です。


お部屋にこの向日葵を少し飾るだけでも、
周囲を明るくし、そのユニークで優しい花姿に元気をもらい、光の輝きを浴びた黄色に癒されます。


夏の強すぎるエアコンの送風を直接あてないように、
毎日こまめにお水を代えてあげたらお花も長く楽しめます。


インテリア性も高くて、モノトーンのスタイリッシュなお部屋のさし色にも、温もりあるカントリーなお部屋にも合います。


黄色をこよなく愛したゴッホの晩年について。

自身の強すぎる理想や、相手に対してもおなじく価値観を認めて欲しいあまりに、
相手をも巻き込む生き方のゴッホは、次第にひとり孤独に。

青の色彩の多く見受けられる画風へと変わっていきます。


その心理背景には、ゴッホの寂しさ・ひと恋しさが溢れ、晩年のゴッホの作品には、向日葵にみられたような、理想や希望に燃えた、眩しい黄色は存在していませんでした・・・。


いいかえると、ゴッホの人生のなかの光の部分を、
ひまわりのモチーフと黄色の色彩が、見事に表現していたのかもしれません。


色彩の意味合いを知り、絵画をあらたな目で眺めてみる・・・

「アンチエイジング道。」

まどか 　 2008-07-16 19:26:41 提供：アンジェ web shop