こんにちは。自分の住む地域では、朝晩ぐっと気温が下がってきて、秋の風情が感じられる様になってきました。
庭では、コオロギや鈴虫の声が聞こえてきます。
こうなってくると、つい最近まで飲んでいた冷たく冷やした麦茶から変えて、温かい緑茶を飲みたくなるものです。
えっ、近頃飲むお茶はペットボトルのお茶ばかりで温かいお茶なんて飲んでいないって!
なるほど・・・この頃飲むお茶はペットボトルばかりで急須でお茶を入れて飲まないんですね。
そりゃー残念!急須で丁寧に入れたお茶は美味しいのになぁ・・・
ということで、下手な前振りからいく今日の企画は。
またまた当選! 商品サンプル・試供品のモニター募集サイト モニプラ ファンブログ の企画
深むし茶でほっと一息♪静岡県産のこだわりの特選荒茶旬1煎】モニター募集!
に当たっちゃったので、そのご紹介をしようかなと思います。
いつもの本の紹介を期待していた方はすみませんね。
それでは始めさせていただきます。
まず最初に皆さんが良く飲む「緑茶って何?」ということなんですが
緑茶とは、摘み取った直後に茶葉の発酵を止める作業をしてできたお茶の事を言います。
発酵をどの段階で止めるのかで、いろんなお茶になります。例えば半発酵で烏龍茶、完全発酵で紅茶になるという具合です。
で、緑茶の話にもどりますと、煎茶、玉露、かぶせ茶、といった栽培方法の違いでの区分けがあります。
煎茶・新芽が出てから葉を摘み取るまでずっと日光を当てて育てたもの
玉露・新芽が出始めたら~茶摘み3週間前から葉に日光を当てない様にしたものです。
かぶせ茶・茶摘み一週間~10日前位から遮光したものです。
日光を浴びせると渋み成分のカテキンが増え、日光を遮ると旨味成分のテニアンが増えてくるそうで、煎茶が程よい渋みと爽やかな香りが特徴。玉露が渋みが抑えられ旨味のあるコクと甘みのある味となり、かぶせ茶は両者の中間となるそうです。
で、次に、「荒茶」って何?ということなんですけど、
農家さんが、茶畑から茶葉を摘んで、
※上茶の木の中央部分に注目、ぴょこんと出ている新芽の上部一芯二葉部分を収穫します。
摘まれた生葉を製茶工場に運び、蒸して、揉んで、乾燥させて、茶葉の発酵を止めます。
ここまでが収穫&製茶。
で、この収穫&製茶されたものを「荒茶」と言い。
この後、この荒茶は、お茶問屋さんに卸され、
茶葉を刻んだり、他の産地の茶葉とブレンドされたり二次加工され、
お茶屋さんから商品として販売されるのです。
※二次加工を終えたお茶
つまり「荒茶」って、茶摘みをして製茶したそのまんまのお茶で、
葉っぱも不揃いで、時には茶柱も立ったりする、
その茶畑のその年の茶葉の味が出る。シンプルなお茶だということなんです。
で、ここからが本番!
今日は、その「荒茶」を飲んでみよう!という企画で、ブログレポートをしようというわけ。
うわ~ここまでが長かった。
で、本日レポートする荒茶は、静岡県牧之原市のお茶の荒畑園(株式会社荒畑園)さんの特選荒茶!
※この茶園は荒畑園さんの茶園ではありません。イメージです。
おっ茶師さんが顔出し!自信ありそうですね。
荒茶です。茶葉も不揃い、茶柱も入っていますね。
急須を用意します。
網目が細かい方が良いようです。
それでは飲んでみるとしましょう。
まず、お茶っ葉を急須に入れます。量は、1~2人で6g=大さじ一杯、3~5人で10~12g=大さじ二杯程
お湯を良く沸騰させます。
沸かしたお湯はポッドに移しましょう。(これで90度くらいになります)
人数分の湯呑茶碗にお湯を注ぎ、湯呑茶碗を温めると同時にお湯の量を量ります。
茶碗のお湯を急須に入れます。(これで70~80度くらいになります)
この後、お茶を抽出するのに30~60秒待ちます。
急須から湯のみ茶碗にお茶を注ぎます。この時最後の一滴まで注ぎます。
荒茶が淹れ終わりました。綺麗な緑茶色ですね。美味しそうです。
今日は、貰い物の味噌饅頭があったのでコレを添えてみました。
では、飲んでみます。
「荒茶」と聞いて、もう少し雑味感ある荒々しくとっ散らかった味かと思いきや・・
まろやか~~な味です。苦味も少ないですね。
いつも飲んでいる煎茶が、「キリッ!爽やかー」という感じな味なんですが
この「荒茶」は、「ほわっーほわわわわん、まろやか~」といった優しい味。
それでいて、味噌饅頭に負けない存在感があります。
自分の好みの味ではないですけれど、美味しいお茶だと思います。
そして飲み終えて、気がついたんですが、いつも飲んでいる煎茶が飲み終えて10分もすると
口中には「お茶」の存在が消えてしまうんですけど。
この荒茶を飲んだ後、30分経っても、口内には「お茶の風味」がいつまでも残っているんです。
唾液にお茶の旨味が残っているというか。
これは驚きでした。
よっぽど上手くお茶が煎れられたんでしょうか。
それともこの荒茶の実力のせいでしょうか・・・きっとそうですね。
ということで、本日は「荒茶を美味しくお茶を飲もう」という企画でした。
それではまたじゃあね
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