5月、暑い日と肌寒い日が入り混じって体調もなんだか安定しません。
風邪の予防には喉をこまめに潤すことが有効というのを見てから
毎日実践しています。そんな折、静岡の深むし茶 荒畑園さんの
こだわりの上級深むし茶3煎を頂いて試させていただきました。
ところで…
なぜお茶の葉を蒸すかというと
生葉の(酸化)発酵作用を止めるためです。
お茶を蒸す工程は日本茶のみの製法と言われています。
お茶の蒸し方には大体3種類ほどあります。
〇浅蒸し:甘みが上品、さらりとした味わい・香りが良い
〇中間:両方の良い点を併せ持つ:煎茶はこの辺の蒸し方
〇深蒸し:渋みが少なく濃い味わい。お茶色も濃い。茶葉が砕けやすく細かい茶葉も出る
今回頂くお茶は深蒸しのほうのお茶となります!楽しみです。
深蒸しでもいろいろ種類があるんですね~。
特選荒茶:本葉・芽茶・茎茶・粉茶が全て入っている
望金印:日光を遮って育てるという栽培方法で作られた茶葉を使ったお茶=被覆茶
おいしさが濃厚になるそうです。
大地の旬:立春から数えて88日目に収穫された縁起物のお茶
お茶、大好きなのですが、茶畑を見るのも大好きです。
静岡に行って実際にお茶畑でお茶を摘んだこともあります。
静岡のお茶畑ほど大規模なところは他にまだ見たことがありません。
富士山を見ながらお茶を育てられるってすごいなぁと思います。
そんな静岡の牧之原台地で育てられたお茶です。
ちなみに土づくりにもこだわっています。
安全なお茶は安全な土壌からしか生まれません。
消費者としてもありがたい取り組みだと思います。
茶草場(ちゃぐさば)農法という伝統農法があるんですね。
(=茶園の畝間にススキやササを主とする刈敷きを行う伝統的農法)
この農法を行うためには茶園の周りに常に草地があるわけなのですが
里山の草地があるおかげで他の生物が生きられて、生物多様性が保たれるのだそうです。
実は静岡特有の農法で世界農業遺産にも認定されているとのことです。
知りませんでした。しかし、こういった工夫や努力によって、
より一層のおいしい茶葉が取れているのだと思います。
丁寧なお手紙も嬉しかったです!
ラインのクーポンもあるそうです。
私はラインを導入しない主義なので使えませんが
されている方は是非どうぞ。
さて、肝心のお茶を早速頂いてみたいと思います。
今回は特選荒茶をピックアップさせていただきます!
見た目からして深い緑色の茶葉。
楽しみです。
よく見ると、確かに葉っぱの大きさがいろいろなことから
本葉・芽茶・茎茶・粉茶が全部入っているというのはこういうことなのかと
理解できました。昔お茶屋さんにお聞きしたのですが
茎茶が混ざっている方が味わい(旨味)があっておいしいんだよ!
と仰っていたことを思い出しました。
もう少し時間が経ってからは水色(すいしょく)がもっと濃く出ました。
甘み、旨味がとてもバランスよく
カフェインは少な目の味に感じられました。
マイルドでおいしいお茶です!
他の二種類も飲むのがグっと楽しみになりました。
静岡茶、やっぱり最高です。
投稿日時:2018/05/22 : コスメ・グルメ日記 提供:株式会社荒畑園