久々に義実家に子どもを預かってもらった。夫と二人向かった先は両国の江戸東京博物館。12月11日までヴェネツィア展を開催中なのだ。当然ながら撮影禁止なので、画像なしで感想を。結論から言うと、すごく良かった。黄金期・華麗なる貴族・美の殿堂と3つの章にわけられ、絵画ありガラス工芸あり、硬貨あり洋服あり…いろいろな方向からヴェネツィアの魅力が味わえる。美術だけじゃなく、歴史的な好奇心も満たされお得な気分になった。最初はヴェネツィアの俯瞰図。いろいろな方向から風を口で吹かせている人（結構な人数）が描かれていて、次の絵でも同じポジションには同じ人が。上の方には目隠しした子ども、右にはひげのはえた男性とか。無知で知らないんだけど、各方向決まった風をあらわしているのかなあ。私は一番貴族のところが楽しめた。優雅でゴージャス。特に大きなシャンデリアや、綺麗な石をはめ込んで作ったキャビネットには釘付け。ただ、かなりの混雑でなかなか進めない。立ち止まって一つの作品をゆっくり観賞できていいといえばいいんだけど、ちょっとストレスだった。できるなら平日に自分のペースでもう一度見たいなあ。二人の貴婦人という絵は日本初公開で、今までは娼婦二人の絵と思われていたらしい。ところが、上にもう一枚あってつながっていることがわかり、それによって夫の帰りを待つ貴婦人だと判明したそうだ。今回もいろいろな解説がついていたけど、実際は「そんなつもりで描いてないですけど」と作者がいいたくなるものもあったりして。あと、展示じゃないけど説明の周囲に貼ってあるタイルが素敵でした。これから名古屋・宮城・愛媛・京都・広島とまわるらしいから、興味のある方は是非是非。こういう全国巡回レベルの展示はやっぱり見ごたえあるわ。グッズのスペースも絵画モチーフ（眼鏡拭きまで！）あり、食品ありハンドクリームあり、ヴェネツィアングラスありで稀にみる充実度。しかしそれが優柔不断な私には裏目に出た。いろいろ迷いすぎた末、どうでもよくなってきて結局何も買わず。そして常設展。何度か行ったことあるし、ヴェネツィアの華やかさの後ではちょっと物足りなかった。一応、日光東照宮と将軍社参という企画展はやってたけど小規模だったし。とはいえ建物も多いしリアルな歌舞伎の人形もあったりでそれなりに楽しい。こちらはフラッシュなしなら撮影できるから、昔の自転車に乗って撮ったり。これは私が気に入った看板。実際と同じ重さの千両箱を持ち上げてみたら、結構重くてびっくり。14キロだそうな。うちの子より重い。こんなの何箱も盗むのは不可能だ。博物館でのんびりは、子どもがいたら絶対無理。充実したデートだった。興味のある方はどうぞミュージアムでの写真ヴェネツィア【現品モニター】美容液で洗顔！？熟成生石けんというイベントのご紹介。株式会社アローゼさんの宝石のような透明感のある石鹸、なんて説明よりこの画像で興味を持ってもらえそう。綺麗なだけじゃなく無添加で洗浄力はあるのにうるおいを保てるんだとか。一体どうやったらこんな石鹸になるんだろう？？洗い心地も含め、かなり気になっています。

pine 　 2011-11-07 10:39:31 提供：株式会社アローゼ