栃木編もいよいよこの記事で
完結です


よろしければおつきあいくださいませ


夕食は今まで泊まった
ホテルの中でも


５～６本の指に入る位
豪華なバイキングだった。
(ハンパだろっ）


よくありがちな　
焼きそばやミートボール類は
見当たらず

お刺身の船盛り　天ぷら　
握り寿司はもちろん

トマトの冷製カッペリーニや
栃木牛のステーキ　

ずわいがに（ダンナは毛ガニが好み）
温玉半熟ジュレ　エビチリ　湯馬刺し


チョコレートファウンテン

　
ありとあらゆるものが
揃っていた。


私が丁度
『飲茶』を取って戻ってきた時



ダンナが妙な顔をして
私に口パクで合図を送る


(＝◇＝)となり・・となり・・


隣の席に座るは
はいだしょうこ似の彼女と
オードリーの若林似の彼



彼女が手のひらを熱心に見ている



「ほら　この線」


「この線がある人は幸せに
なれるんだって」


「どれ？」



ダンナの隣に座っている彼が
おもむろに立ち


隣接した狭いテーブルと
テーブルの間に立ち


私に尻を向けて


彼女の白い手をとり
熱心に手相を見始めた。


（ベタすぎるだろ・・・）
(￣ｰ￣;)


あきらかにそこだけ
見えないハートマークの
二人の世界。



（し・・尻が邪魔だなぁ)(￣＊￣; )


ダンナもその様子を面白がって


隣のカップルを真似して


自分の手のひらをしきりに
見始めた後


(((　ﾟ∀ﾟ)ﾉ♯


（オ・・オレも見て・・）


笑いながら私にアピルから




(° ▽°；≡°▽°；)ヤメテヨ
隣に聞こえるってば～



こっちも笑いを堪えるのに
必死((〃ﾟ艸ﾟ)♯



ほどなくして彼の尻も
イスに落ち着き


通れるようになったので



私が
『湯馬刺し』と『ステーキ』を
取って戻ってくると


ダンナの様子がまたおかしい



(￣∇￣)アイツラマタ何カ
ヤラカシマシタカ？



耳をダンボにしながら
ステーキを口に運んでいると



彼女が突然


「だって今日もこうして生きてる」




「何故　生きてるんだろう私」



命について熱く語りだした



ヤバい・・
ツボにはまる(((〃ﾟ艸ﾟ)♯


精神世界について
語っているのかと思われたが


「８階じゃムリね・・・」


ムリなんだ・・・



「そんじょそこらの高さじゃダメよ」


「水も苦しいし・・・」



(　 ﾟ ▽ ﾟ ;)なんですと？



(￣Oﾉ￣；)オイオイオイ
ヤバくない？この二人




ちろっと横目で見た彼女



完全に


焦点があってない!!!
Σ(･ω･ﾉ)ﾉ！



どうやら手相の次は


『どうすれば楽に死○るか』


について
語り合っているらしい((〃ﾟ艸ﾟ)♯


と　ここで若林似の彼　



楽な方法はないか煩悶する
彼女を愛おしくみつめた後



「俺はそんなマーヤが
　　好きだよ」


イヤ～ン(///∇//)



私の耳・・真っ赤ですけど



２人の会話を拝聴してると


どうも　彼氏の方は

この旅行で楽しい一夜を
過ごしたいと思っているらしい・・・



しかし突然彼女が
あっちの世界について
語りだしたものだから


描いていた甘いプランが
危うくなりそうになり



ここはなんとしても


彼女のご機嫌を損ねないよう
話しを合わせている



そんな感じに見てとれた。
（だてに生きてません）



彼女・・・


好きだよ・・・の言葉に
生気が戻ったのか


「じゃ　出よっか」


そのままカップルは
巨大温泉旅館のどこかへ
消えていった


浴衣に斜めがけした
白いポシェットが印象的な
マーヤちゃん・・・


是非ともまた
お目にかかりたいものだ（笑）


○●○●○●○●○●


一方　



ダンボになった耳を
しゅるしゅると元のサイズに戻す
アラフォー夫婦



とんだカップルの話を肴に


「８階じゃだめらしいよ」
「彼氏も大変だねぇ」


いつまでもいつまでも
盛り上がっていた。



ああ・・((〃ﾟ艸ﾟ)
人間って最高!!!




その頃す～みんはというと


カニの足を掴み


溶けたソフトクリームを
いつまでもペロペロしていた・・・


:*:・(￣∀￣)・:*:


身の甘さが1年で一番！カニと言ったら「夏限定朝ゆで毛がに」




A５ランク神戸牛の切り落とし

すみん 　 2011-07-25 19:30:00 提供：最高級神戸牛販売専門店旭屋