はなちゃんの外出用グッズ、我が家にあるのは2つです。
1つは、スリング。
もう1つは、抱っこ紐（エルゴ）。

■スリングを買ったワケ
　何を買ったらいいのかわからず、最初はずっと迷っていたのだけど。
　はなちゃんの生後1ヶ月を目前にして。
　1ヶ月健診に連れて行けるものがない！！と。
　あわてて、母に買ってきてもらったのが、スリングでした。

　理由は、家の中でも使いたいことと、スリングの方が安いと思ってたこと。
　実際には、抱っこ紐と変わらない値段のスリングがやってきたわけですが

　そんな、やや不純な動機で選んだスリングですが。
　使い慣れてみると、私にはとても合っていて、今でも愛用中です

　かくして我が家にやってきたのは、ピースリング
というスリング。
　スリングの中では、かなり有名な方じゃないかな？
　いろんな色があって、カラフルで素敵です･･･が、素敵なものほど高いです

■スリングのデメリット
　でも、スリングを使っていると、回りには結構驚かれます。
　「使いづらくない？」「難しくてやめちゃった」なんて声が多い。

　スリングのデメリット･･･というか、
　ハードルの最たるものは、この「使いにくそう」感じゃないかと。
　あとは、正しい使い方を教えてくれる場所が少ないこと。
　かく言う私も、ネットで使い方を調べながら独学で使ってます。

　正直なところ、私も、使い慣れるまでは不安だらけでした。
　本当にこれでいいのかなぁ～？って。
　特に新生児期の横抱っこ。

　

　これが、初めてスリングで抱っこした時の写真です。
　スリングだけで支えるのが不安で、結局、自分で抱っこしてます（笑）
　しかも、スリングに入れるまでに、どれだけ時間がかかったことか･･･。

　やっぱり、使い慣れるまでは、難しいです
　できれば、使い方をきちんと教えてくれる人が身近にいると良いですね。

　あとは、片方の肩を中心にして赤ちゃんの体重を支えるので。
　肩は、結構しんどいです
　実際には、肩から背中にかけて体重がかかるし、
　重くなってきてからは縦抱っこで体全体がお互いに密着するので、
　全体重が肩だけにかかっているよりは、ずーっと楽ですが。
　それでも、長い距離歩いていると、足の疲れよりも肩のだるさが先にきます。

　ちなみに、初めて手にした時、意外と重いことに驚きました。
　布も厚手でしっかりしているし、金属製のリングもあるし。
　考えてみれば、そんな軽いわけ、ないのかー。
　でもこれは、実際に装着している時に気になることはありませんでした(^-^)

■スリングのいいところ
　使い慣れないながらも、他の移動手段を持たなかった私は、
　生後1ヶ月に入った頃から、ひたすら毎日、スリングでお散歩してました。

　そうすると、正しいかわからないながらも、装着時間が短縮され。
　はなちゃんが眠るまでの時間も短くなりました。
　（この頃のはなちゃんは、スリングに入れるとお昼寝モードになってたんです）

　そうして、使い慣れてくると、だんだんスリングのよさが見えてきました。

　新生児期の良さとしては、別売りオプションとかなくても抱っこできること。
　抱っこ紐って、首据わり前や、新生児期には、オプションが必要だけど。
　スリングは、それがなくて、スリング1つだけで装着できます

　それから、寝ている体勢とほとんど同じ体勢で抱っこできるので。
　きっと赤ちゃんも、疲れにくかろう、と。
　さらに、スリングから下ろす時も、背中スイッチが入りにくいです！
　これって、重要じゃないですか～～？

　首が据わって、縦抱っこできるようになってくると、さらに幅が広がります。

　まず、赤ちゃんを下ろさずに装着できる！
　赤ちゃんを右手に抱っこして、スリングを頭からかけて、左手を出してナナメがけ。
　あとは、そのスリングに赤ちゃんを入れるだけ･･･。
　抱っこから下ろすとぐずぐずで大騒ぎになっちゃうときでも、簡単装着

　それから、赤ちゃんとの密着感。
　赤ちゃんがぴったりとくっついているので、お互いに安心感がある気がします。

　

　･･･この写真、初めて縦抱っこした時のものなのですが。
　このぴったりとした密着感、本当に素敵なのですが･･･
　まだ腰の据わらない、生後2ヵ月半頃に、縦抱きというか、腰抱きに近い･･･
　もこもこに着込んでて、スリングに入りきらなかったのはあるけれど。
　今思うと、ちょっと危険･･･

　そして、スリングって、意外と抱き方のバリエーションがあります。

　

　春になってからのお気に入りは、前向き抱っこ。
　周りをきょろきょろしたい時には、ぴったり。
　しかも、カンガルーみたいに「すぽん」と入っているので、
　見た目もかわいいんです

　

　あんまり練習していないので、まだ実用したことはほとんどない、おんぶ。
　まだ慣れないので、ぐらぐら感があって、これで家事とかするのはまだ不安。
　でも、こうやって写真で見ると、かなりぴったりくっついて安定してそうなんだけど･･･。

　

　抱っこじゃないけど、外食時の裏技
　これは、リングタイプでないと使えない方法だけど。
　スリングを、椅子のシートベルト代わりにしちゃいました

　あとは、写真はないけれど、スリングの中で授乳することもできるし。
　スリングの裾で、日除けを作ってあげることもできるし。
　軽い雨なら、傘を忘れた時でも、同じくスリングの裾で覆ってあげられる。

　単純な抱っこツールとしてだけでなく、幾通りにも活躍してくれています


■抱っこ紐（エルゴ）を使い始めたワケ
　そんな万能とも見えるスリングですが。
　デメリットにも書いたとおり、肩には結構負担が来ます。
　しかも、いつも同じ肩（私は右肩）にかけているので、そっちばっかり痛い。

　両肩と腰に重さが分散されるエルゴなら、もう少し楽かなぁ、と。

　それに、たまにしか使わない夫には、スリングに慣れるまで行かず。
　夫でも、簡単に抱っこできるツール、という目的もありました。

　たくさん抱っこ紐がある中で、やっぱりどれがいいか迷いましたが。
　まぁ、たくさんの人が使って、みんな声をそろえて「使いやすい」と言う、
　噂の、有名な、エルゴにしてみることにしました。

■抱っこ紐（エルゴ）のデメリット
　ただ、スリングで、コンパクトに密着する感覚に慣れちゃった私には、
　どの位置で抱っこするのがちょうど良いのかわからず
　各パーツの紐を締めすぎなのか、肩に食い込む感じがあって、ちょっと痛いです
　使い慣れてきたら、いい塩梅で使えるようになるかなぁ？

　あとは、スリングに比べると、エルゴ自体が重く感じます。
　まぁ、これも、装着している時に特別気になるわけではないですが。

　あ、あと、私にとって意外としんどかったのは。
　背中側のバックルが、とめられない･･･
　体が硬いと、背中側のバックルに、手が届きません･･･

■抱っこ紐（エルゴ）のいいところ
　パーツがはっきりしているので、誰でもそこそこ使いやすそうです。
　スリング使えない夫も、エルゴは、説明書見て自分で抱っこできてました。
　説明書がなくても、大体、みようみまねで使えそうだし。

　この、誰でも使いやすい、っていうのが、一番のメリットじゃないかなぁ？

　

　スリングが使えなかっただんなでも、スムーズ装着(^-^)
　イクメンにはオススメですねー♪

　あとはやっぱり、腰で支えるから、体重はかなり分散される気がします。
　スリングだと、肩にずっしり重さが来ますが、
　エルゴだと、どこかに偏った感じはなくて、体重の割にはかなり軽く感じます。

　まだ全然使いこなせていないけれど。
　おんぶや腰抱っこもできるようなので、シーンに合わせて抱っこできそうです。
　今度、腰抱っこ、練習してみたいなぁ。

　実際に使っている人には、おんぶが大好評です。
　安定しているから後ろが見えなくても不安ないし、両手が使いやすい、と。

■今後、さらに選ぶとしたら･･･
　スリングにしろ、抱っこ紐にしろ。
　抱っこしているので、暑いです！！これから夏･･･どうなっちゃうことやら。

　私のエルゴは、メッシュ素材のタイプを選んだのですが。
　それでもやっぱり、クッションがしっかりしていたりして、結構暑そう。

　これから夏に向けて、少しでも涼しく抱っこできるように、
　メッシュ素材のスリングが欲しいなぁ、と思っています。

　たとえば、これ。
　

　ベビーケターンというスリングなのですが。
　綿100%のメッシュ素材なので、肌触りも優しく、涼しそうです。
　この時点で既に、赤ちゃんにとってうれしいスペックで魅力的！

　リングタイプではないので、スリング自体も、だいぶ軽そう。
　夏は、少しでも軽やかでいたいので、そんなあたりもうれしい仕様

　分類としてはスリングなんだけど、
　両肩で支えられるというのも、新しい感じ
　今使っているスリングが、片方の肩ばかりに重さがかかってしんどいので。
　両肩で支えられたら、だいぶ楽になるんじゃないかなぁ～。

　夏の暑い日も、風も体も軽やかに歩けたら、素敵です

　ちなみに、白だったら、自分で染色して、好きな色にしても素敵だなぁ♪
　実は、最近ひそかに、古くなった洋服とかを染色したいなぁ、と思っているところ。
　なので、この真っ白なスリングを染めるのも、面白そうだなぁ～～って。
　せっかく、化学染料などを使わない、ナチュラルな素材なので。
　自分で染めるときも、草木染みたいなのが良いかな☆


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ゆきんこ 　 2012-05-29 03:43:23 提供：株式会社ファンシ