おはようございます。
9月に入っても紫外線対策まだまだ怠れません。
日傘は日傘でも、「塗るヒガサ」をお試しさせていただきました。
ヌルヒガサ
(日焼け止め)
容量:30mL ¥2480(税込)
【ネーミングインパクト】
ブログを介して様々な方が「これはいい」と仰られていたので、ずっと気になっていた商品の一つ。
「ほしいぁな。でも手元に沢山あるし・・・」と思い、思いを引きずったところ、モニターとしてお試しする機会をいただきました。(クライアント様、ありがとうございます)
でも、実はね、機能性ウンヌンの前に「ヌルヒガサ」という名前に興味を持ってかれたのが、キッカケ。
「ヌルヒガサ」とカタカタで書くと、何だか砂浜あたりに群生し、食用としても可能な植物みたいな感じがして、頭の中で「ヌルヒガサのお浸し」とか「ヌルヒガサの天ぷら」とか勝手に想像して遊んでました
その位、印象に残るネーミングだったということです。
【汝、勿ル侮カレ】
ネーミングにばかり心奪われてはいけません。
ヌルヒガサは「UVケアは肌にしんどい」という概念を破った商品だということを、まず言っておかなくちゃ。
商品のPRポイントは幾つかありますが、これだけは言っておきたいというのは
「紫外線散乱剤使用でこの値段!」ということ。
UVケア用品に使われる紫外線対策は「紫外線吸収剤」と「紫外線散乱剤」の2つに大別できます。
「紫外線吸収剤」は肌表面にUVシールドを張ったのち、紫外線を吸収しながらエネルギー変換することで、皮膚からの紫外線侵入を防ぐ効果があります。
有機化合物で製造コストも比較的安価、そして無色透明という利点から「白浮きしない高SPF」ということで、多くの商品に使われています。
ただ、元をたどると化学物質ということから、肌に刺激を感じたり、時間が経つにつれてUV効果が減退するので塗り直しが必要というデメリットもあります。
肌への刺激を考慮し、紫外線吸収剤にコーティング加工したものも販売されていますが、その数は余り多くないのが現状です。
一方、「紫外線散乱剤」は肌表面にUVシールドのヴェールを張るところまでは同じですが、 紫外線を跳ね返ることで肌への侵入を防ぐという手法をとります。
肌表面での化学変化が起きないので敏感肌の方でも安心して使えるというメリットがある一方、材料が限られてくることから製造コストが上がりその分が商品に上乗せになること、紫外線吸収剤に比べて透明度が低いため、粒子が大きいままだと「白浮きする」というデメリットもあります。
なので、「白浮き防止のナノ化粒子」で「紫外線散乱剤使用」なのに、フラーレン配合だったり効能のバランスを考えた成分配合を施したうえで、3000円切ってるという商品だと知ったとき、「え、それで採算合うの??」と正直心配になりました。
この値段では難しい高い効果、侮れません。
因みにヌルヒガサに入っている天然美容成分は下記のとおり。(借用元)
【実際に使ってみた】
早速使ってみました。
昔ながらの乳液状の製品なので、使用前は容器を良くシャカシャカしてから使用します。
サラッとしたテクスチャ―で伸びますが、UV効果を発揮させるため、頬やコメカミ、フェイスラインには2度つけした方が良いと思います。
ジェル状日焼け止めに比べて、少々コスパが劣る部分があると、人によっては思うかもしれません。
ナノ化粒子で白浮き防止を図っているだけであって、馴染ませると肌色に馴染みます。この後にベースメイクを施しても「厚塗り感」は気になりませんでした。
また、クッション性のあるつけ心地があるのもポイントで、フワッとした軽さを感じたのも他のUV商品と異なる点かなと思います。
キシキシしないし、肌の調子を崩すこともない点もいいですね。
つけ心地だけではなく、UVケアもシッカリしています。
汗をダラダラかいた時は別として、日常生活の中なら日焼けを感じることは無かったです。
うっかりやりがちな「足の甲のサンダルやけ」も、ちゃんと防止しています。
落とす時は「クレンジング」を推奨します。
洗浄力がマイルドなものだと、「少し残ってる?感」が否めなかったので。
ネーミングに負けないくらいの「日傘力」、自分の肌で実感しています。
リピする価値はありそうです。
30mLだと1か月持たなそうなので、50mL位入っている「大容量サイズ」があると嬉しいです。
投稿日時:2016/09/03 : seiren-star-bucks-1977のブログ 提供:BeGarden~ビー・ガーデン~