ヴェルサイユ宮殿に飾られている多くの肖像画。
その肖像画の中にはとても細やかに衣装のレースの模様が描きこまれています。
当時の王族が身にまとっていたレースの細やかさ、絵画の中でさえもその美しさに魅了されるくほど。
このペンダントは花や葉を描き、当時のレースの繊細さを出すためにミル打ちの細工を入れました。
全体にミル打ちを入れるのではなく、鏡面に磨き上げた部分もミックスさせることで編み込まれたレースのわずかな立体感とか、華やかさが表現されるように工夫しています。
花びらの1枚1枚、葉の表情。
しっかりと高低差をつけているので、この薄さの中でも表情豊かなペンダントになりました。