オリーブの葉っぱを捻ったイメージで、立体的に作り上げたリングです。葉の外側には細やかなミル打ち。熟練した職人によって、わずか1mmの幅の中に4~5点のミルを打っています。この緻密な細工によって、少し抑えられた上品な輝きが生み出されます。縁以外の部分は鏡面仕上げ。曇りなく磨けあげることで、緩やかな曲線の美しさを際立たせました。
鳩がオリーブの葉をくわえてノアの箱舟に戻ってきたという話から、オリーブは平和の象徴といわれます。鳩が届けたその葉は、まだ若い新芽であったといいます。ローズカットダイヤモンドの煌めきを添えて、若葉のような瑞々しさを表現しました。
様々な工具を使い、葉の1枚1枚を立体的に削りだしていく、大変手の込んだジュエリーです。