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電車で、自宅で、そうして昼休みに・・
本を読むということは、私にとっては一番近い現実逃避。
でもその本に吸い込まれるかどうかは、私の中に共感できる部分が少しでも
あるかって事。そうしてリアリティがあるかどうかだと思う。
主人公の時代設定、年齢設定は共感とはまったく関係ない部分にあると思う。
今回株式会社 ブークスさんからお届けしていただいたのは
辻村深月/オーダーメイド殺人クラブ
ちなみにブークスさんとは本のコミュニティサイトを運営されていて、
近くの本屋さんを探せたり、お勧めの本を見つけれたり、
また本の購入も1冊から送料無料で行ってるんです。
なので、本を購入する前に覗いてみるとよいかも。
今回読んだオーダーメイド殺人クラブは、個人的にはとっても共感できる本でした。
↓↓若干のネタバレあるので、嫌な方は読まないでください↓↓
文章は中学生の女の子の一人称で話されているので、同世代の人から、もちろん
大人まで特に葛藤や、自問自答してる人には共感できるんじゃないかなと思う。
大人になりたいけど、大人になりたくない。
社会に染まりたいけど、自分を持っていたい。
いろんな葛藤が各世代であると思うけど、私は非常に共感できる部分がありました。
特に個人的に響いた言葉が
「引き出しの鍵なんか何も守ってくれない」
これは主人公のアンが言ってる事ですが、何も安全なことなどなく、
いつでもはかなく、そうして変わりやすく、永遠なんてものなんてない。
いろんな捕らえ方が出来るけど、妙にこころに響いた言葉でした。
そうして「嫌なことがあったり、自分を不幸だと感じるときほど、
世界が美しく見えるのは、何故だろう」
これも主人公アンの考えなんですが、
この感覚凄くわかります。
自分が取り残されたような、自分だけ止まっていて世界が流れていくような・・
そんな感覚の中に居るのって、寂しい?いやそれ以上の感覚が
その世界を逆に美しく見せる。
みんなと居たい。でも一人になりたい。
両極の事は常に向かい合わせにあって、
嫌いは好きに一番近く
死にたいは一番死にたくないにちかいのかもしれない。
そんな葛藤とともに人は成長し、そうしてさらに大きくなっていくんだと思う。
この著書の一番の魅力は主人公のアンと徳川との距離感でしょう。
はじめはまったく間逆の人種と思われた二人が、
本当に奥底ではつながっていて、
まるでプラス-の磁石のように、運命としかいいようがない
糸により徐々に距離を縮めていく方法、そうしてその距離感がとても
はかなく、そうして永遠である
この世の象徴みたいな物を描いているように感じられる。
二人の描く世界感が凄く美しく、しかも危ういので、どんどん引き込まれいくのですが、
やがて物語の終わりにかけて安堵に変わっていくのが感じられました。
- + - が+になるように、まだまだ世界は捨てた物じゃないよって・・・
スリリングで、とっても引き込まれる物語なので、是非読んでみてください
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エミリー 2011-09-25 09:32:31 提供:株式会社 ブークス
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