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あっと驚くカレーの効果。効能を120%引き出す5つの方法

最近ちょっと疲れたなーという時、この時期おすすめの料理がカレー。カレーといえば世界各国で食され、日本人にもずっと愛され続けている料理のひとつですが、最近では夏の定番として、また健康食という側面からも注目度が上がっています。そこで、カレーをとる事でどのようにカラダにいいのか、効き目を120%引き出せる5つの方法をお伝えしたいと思います。


 
 

 
あっと驚くカレーの効果。
効能を120%引き出す5つの方法
 
不足しがちな野菜を摂取しやすい
野菜をあれもこれもとって・・・と健康のためには食べなければいけないことが沢山あるようですが、とにもかくにも、カレーが食べたくなった時でいいので、そのときに食べたい野菜を一緒に煮込んで食べてみてください。煮込むことで野菜がとろとろに溶けボリュームが減るのでたくさん食べられれ、溶けだしたビタミンCなどもカレーと一緒に摂取することができます。
何よりおいしいと感じられることが一番大事。あれもこれもカラダにいい野菜ばかりだけど、人それぞれ、その日のコンディションによっても違うものです。カラダのことはカラダにきいて、食べたいなという気持ちを大事にしてみてください。何かが食べたいんだけど何だろう、と最初はもやもやとしてわからないかもしれませんが、いつも自分のカラダにきいていると、だんだんわかるようになってきます。
そのときに必要な野菜を効果的においしくとることができるようになり、心身の調整を行ってくれます。
 
スパイスで作る
そんなことかとお思いかもしれませんが、おうちでスパイスを調合してカレーを作ることって皆無に近いと思いませんか?カラダにいいのは知っているけど、むずかしく手間隙がかかるイメージなんですよね。実はそんなことないんですよ。日本の台所でも気軽に作れるものですので、まずは気が向いたときから、チャレンジしてみてください。
とはいえ結局忙しくて作らない。材料が手に入りにくくて作らない。というのでは意味がありませんね。
そこで、どこでも買える身近な材料で驚くほど簡単に本場の味、カラダにきくカレーレシピを寄稿しました。コツはキッチンにたちこめるスパイスの香りを楽しみながら玉ねぎ炒めを気長にやることくらい。今が食べごろの完熟トマトがベースの夏にぴったりのカレーです。

⇒ 『本格だけど時短☆ゴロッとシーチキンカレー』 
http://cookpad.com/recipe/3316706
スパイスで作るさらさらのシンプルなカレーを食べることで、カラダを生き返らせることができます。また、スパイスを効果的にとることで、胃腸の動きを整え、カラダを温める効果をえられ、カラダの活動が活発になります。
 
余裕があれば体調によってスパイスをブレンドする
カレーのスパイスには、体調不良の際にこそ、そのパワーを実感してほしい体内の様々な器官を助けてくれる作用があります。
スパイスは漢方と同じで、インドではその日の体調によってスパイスを調合しますが、日本では体調が悪いときはお粥やうどんといった感じですよね。カレーといえば日本では辛い食べ物という印象ですが、ルーツを辿るとスパイスを混ぜ合わせた汁物というもので、もともとは辛いものではあませんでした。カレースパイスの代表的なターメリック(和名は漢方としてもお馴染みのウコン)など、古くからインドの伝統医学アーユルヴェーダといった医学的見地から使われてきたものが多いです。
スパイスがいいことはわかった、でもやり方がわからないという方におすすめしたいのは、まずはスパイスの目的と特徴をざっくり知ることです。
身近にあるのに実は良く知らないカレーのスパイス効能。基本的なスパイスと使い方をご紹介します。
 
スパイスは大きく3つに分かれる
スパイスは種々様々ありますが、防腐・殺菌作用や食欲増進作用、カラダの調子をととのえる作用など、その効能もスパイスによってさまざまですので、ひとつひとつの名前と効能をむやみやたらに覚えてブレンドしようとしてもうまくいきません。
スパイスは料理に【辛味】や【香味】、【色味】などをつけるための調味料のことで、香辛料や香味料などとも呼ばれています。辛味、香味、色味、これら3つに分かれるスパイスの特徴を知った上で、それぞれの配合を考えていきます。
 
メインのスパイスは「クミン」
たくさんあるスパイスの中で、いわゆるカレーの風味の中心になるスパイスは「クミン」です。スーパーでもよくみかけるスパイスです。あのカレーの香りの中心になるクミンは上の分類でいうと香味のスパイスに入ります。
クミンの効能は、消化の働きを助けてくれたり、下痢や腹痛の薬にもなったりします。料理では、油でいためて香りをだすほか、ガラムマサラ(インド料理のミックススパイス)にもよく使われます。
カレーのスパイスをブレンドする際は、基本的にはこのカレーの香りのクミンを中心に、その時々でとりたい効能のスパイスを、辛味よく、香味よく、色味よく、組み合わせてアレンジしていきます。
クミンのほかに、主にカレーのスパイスでよく使われるものは次のようなものがあります。
【辛味】

ブラックペッパー:常緑のつる性植物の種子。熟す前に花穂を切りとり、乾かして黒褐色になったもの。料理に使うと香ばしさのある辛味が加わります。
ホワイトペッパー:こしょうが熟してから数日水に浸して外皮をとり、日干しして表面が灰白色になったもの。胃の働きを助け、体をあたためて解毒してくれます。
レッドペッパー:ナス科の植物の、赤く熟した果実を乾燥させたもの。生で用いることもあります。刺激の強い辛み成分には発汗、強壮作用があり、辛さの調整に使います。

【香味】

カルダモン:スパイスの女王ともいわれ、ショウガ科の植物。上品な香りは気持ちをリラックスさせる効能があります。
シナモン:クスノキ科の常緑樹の樹皮を乾燥させたもので、甘い香りで全体をマイルドにまとめ、お菓子作りや香り付けに使われます。下痢や吐き気、お腹の張りなどにも効果があります。
クローブ:フトモモ科の常緑樹の花か開く前のつぼみをとって乾燥させたもの。口臭予防に効果があり、甘い香りです。料理に使うと深みが増します。
ナツメグ、メース:ニクズク科の常緑樹で、種子の仁(じん)がナツメグ、外側のレース状の仮種皮がメース。甘くエキゾチックな香りで、特に肉の臭みを消すのに効果的で、香りづけに使われる他、胃や肝臓の働きを助けてくれます。
コリアンダー:セリ科の植物の種子で、爽やかで、強い香りを持ちます。クミンと並び、非常にポピュラーなカレースパイスですが、葉の部分はハーブとしても使われます。北インド系の肉カレーではとろみを出すためにも使われています。
ジンジャー:ショウガ科の植物で、根茎の部分を使います。飲み物やお菓子にも使われ、爽やかな香りを演出してくれます。カラダを温める他、消化を助けたり解毒作用もあるとされています。
ガーリック:ユリ科の植物で球根の部分を使います。生のにんにくの強い臭いは硫化アリルという成分で、強壮薬とする他、殺菌作用もあります。
フェヌグリーク:マメ科の植物で、加熱するとメープルシロップのような甘い香りがします。カレーに加えることで重厚感じのある風味になります。ホルモンバランスをととのえてくれます。

【色味】

ターメリック:ショウガ科で、根茎を煮沸し乾燥させたもの。カレーらしい黄金色で着色料としても使われる他、殺菌・抗酸化作用もあります。肝臓や胃の働きを助けてくれます。料理に使うとコクも増します。
パプリカ:唐辛子の一品種ですが、辛みはないため、着色料や風眛づけにも使われます。疲労回復に効果があります。

上記スパイスをすべて使う必要はありませんし、また、上記以外にも、カレーにつかうとおいしいスパイスはたくさんあります。基本的にはクミンを中心に、それこそ、クミン、コリアンダー、ターメリックの3種類だけでもカレーは作れます。この3種類で作る場合の割合の目安はだいたい、クミン:コリアンダー:ターメリック=12:5:3くらいです。クミンは先に炒めて香りをだして使うことが多く、コリアンダーとターメリックは仕上げに加えます。
基本はクミンを中心に好きなように組み合わせていけばいいのです。
 
いかがでしたか?
カレーのスパイスといっても、たとえば同じ香味を特徴とするものであっても、その強さや個性は様々です。多めに入れてもおいしいものもあれば、入れすぎると強すぎておいしくなくなるものもあります。カレーほど多くのスパイスを使える料理はなかなかありません。効能もさまざまで、疲労回復や、細胞の活性化、代謝をあげる、リラックスなどいろんな効果があります。カレーを食べればいい、というわけではなく、自分の体調や体質にあったとりいれかたで、カレーをスパイスから楽しめたらいいですね。この記事があなたに少しでもお役に立てますように願っています。スパイス料理に興味を持った方、体調に合ったスパイスをブレンドして手作りカレーを作ってみませんか?




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マイホームレストラン   2015-07-29 01:04:56 提供:ブリリアントアース株式会社

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