『文藝春秋-ファンサイト』
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年末に色々なモニターに当選し、『就活って何だ 人事部長から学生へ』のサンプルを送っていただいたのですが、締め切りがとっくに過ぎていました。受け取った時は、締め切りはまだまだだと思って油断していたのです。申し訳ございませんでした。
もうイベントが終わっていることは重々承知しておりますが、感想を遅らせていただきます。
ワタシが送っていただいたのは、『東海旅客鉄道』世に言うJR東海の取締役人事部長・巣山芳樹さんの文章でした。
エントリー数24000人、総合職で内々定が出たのは約100名という狭き門。選ばれた学生は間違いなくエリート!
しかし、巣山さんは、成績の良いエリート意識の高い学生を求めているワケでは無いのです。基本的に1対1という面接方法で、人間の本質を見ようとしている。面接用の付け焼刃は通用しないのです。
巣山さんの語り口からは、人事担当者としての自信が伺えます。その自信は、どこからくるのだろうと考えてみると。
うちの会社に入れば、大きなやりがいがあることは疑いありません。
という一文に突き当たりました。
また、ある社員が入社を決意した面接官の言葉を引用しています。
「うちはまっすぐ前を向いて歩ける会社だよ。後ろめたさを感じず、自分たちのやっていることは正しいんだと誰に対しても言える会社だよ」
巣山さんは、自分の会社に惚れています。それが自信の裏づけとなっているのです。
この文章を読んで、ワタシは、JR東海さんが、ワタシが思っていた以上に素晴らしい会社であると確信しました。就職したいくらいに(50過ぎのオバサンの採用枠は無いでしょうけど)。まあ、これから就職しようという若い方にオススメしようと思います。
今、就活をしている学生さんは、選ばれるという弱い立場にいると思っているでしょうけれど、星の数ほどある企業の中から相性の良い企業を選んで受けるということも大切です。この本を読んで、自分が惚れられる会社、少なくとも自分の会社に惚れている人事採用者のいる会社を受けてみてはいかがでしょう。
メダカ 2010-02-15 03:03:33 提供:株式会社文藝春秋
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