よく見ると写真を撮るわっちが反射して写ってますが・・・。素敵な舞台でした。うれしいことに彩吹真央さんがいろいろと活動を始めていますね。いつか会いに行きたいです。●ミニエッセー1403「春野さん20周年ライブを観て③」だんだん佳境に入ってきて、またわれわれの心を「きゅん」とさせるおさちゃん。『アデュー・マルセイユ』ときたもんだ。続いては懐かしい映像も含んだ宝塚時代コーナーで、今までいい曲、好きな曲と感じながら今まではなかなか歌う機会がなかったいわゆる「隠れフェパリットソング」が並んだ。一つ一つ作品の思い出や解説付きで、演出家の名前も出た。けれど、ディープなファンにとっては、どれもうなづける、懐かしの名曲であり、貴重な機会でうれしかった。『不滅の棘』から『フリーダ』。初めてふーちゃんことふづき美世さんと組んだドラマシティ作品。木村先生の白の世界はもはや伝説的な舞台である。ふーちゃんとの場面、とにかくクールでかっこよかったエロール、麻子さんの支えなどがよみがえった。ショー『アプローズタカラヅカ』からは、『裏街の堕天使』。おー、そう来ましたか!切ないブルース系の曲。短いながらドラマ性のある一場面で、思いっきりピストルを投げるスーツ姿のニヒルなおさちゃんや死んでやっと魂が救われたというラスト、ヤンさんこと安寿ミラさんの振り付けも忘れられない。彩音ちゃんとの初作品『アバルトマンシネマ』から、『崩れ去る日々』。ああ、またまた切ないではないか。ちょいちょい納得のいかない話ではあったものの、彩音ちゃんの度胸、2階建てのセット、ウルフと名乗っていたおさちゃんの男役の色気やおちゃめさなどが脳裏に浮かんだ。『ラ・エスペランサ』からは『昂ぶりのままに』。この作品の曲はどれもいいとおさちゃんが前々から言っていたが、確かに言えている。オリジナル曲のほかにも、COBAさんのタンゴもよかった。タンゴ・ペンギン・キッチンダンス・遊園地・おさちゃん、水さん、ゆみこちゃんのバランスの良さ・若者の「なんとなくな日々」・きりやんとあすかちゃんの名場面・・・など、さまざまなエッセンスが散りばめられていた。ここまで要素が多くて散漫だと、ぼやけた作品になる危険性もあったが、この作品に関しては正塚先生、よくぞ心地よい軽いタッチで佳作に仕上げたものである。まさにエスぺランサ―「希望」の色があった。(続く)1000回を超えました。ランキングでの応援もよろしくお願いいたします。
投稿日時:2010/06/14
: 北海道発・わっちさんの宝塚な日々
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