写真左はマミさんのライブグッズ(事前購入ができたTシャツ、ストラップ、アクセサリー付きミニトートバッグ)。中と右はそのライブ旅の前にわんこ社長と行った久々の回転寿司にて。9月に村で観る月組チケットは友会でSS席をゲット。久々の村、楽しみだぁ。<サロンのブログ更新しています>コンテスト作品メイキング1を掲載→ネイルセラピーサロンStage●ミニエッセー1444「ヅカノート2010夏より③月組スカーレット・ピンパーネルを観て②」生徒個人について。きりやん、本当におめでとうございます。今年で研17年。花組時代から早くから実力派として注目されていた。『ハウ・トゥ・サクシード』新人公演では、トップを勤め退団して既に3年目となった春野さんと同じ役を演じたことを思うと、ここまでの道のりは長かったと言える。楽しく明るい大阪人キャラクターではあるが、病気もされ、さまざまな苦労も知っているスターだ。『ラ・エスぺランサ』では、古巣の花組に客演し、素晴らしい成果を収めたことも忘れられないが、マミさんファンとしては、マミさんが可愛がっていた下級生の一人、それもおそらくそういった直接のラインではきっと最後の一人ということでも感慨深い。また、私の宝塚仲間の中に熱心なきりやんファンの方がいるので、一緒に見守ってきた感覚もある。三枚目・二枚目を見事に使い分けることになるお披露目のパーシーは、似合うに決まっていると、心配していなかった。アドリブもきく(ちなみに衣装のくだりは、ゆかたとミッキーマウスのかぶりものだった)。まりもちゃんとのコンビぶりもだ。ただ、体調、声の調子が悪くならないことだけを祈っていた。もう千秋楽目前で、疲れていたに違いないのに、月組新トップスターは素晴らしいコンディションだった。楽しそうに舞台を務めていた。それがうれしかった。表面をなぞった芝居ではなかった。魂がこもっていた。歌もダンスも期待以上だった。一人でも、みんなの中心に立っても風格があって、格好よかった。私が2回目に観た回は、宝塚友の会優先公演で最後にあいさつがあったのだが、10年も前からトップだったような落ち着いた雰囲気だった。しかし、トップとなると観客動員への責任も掛かってくる。絶大な人気を誇った前トップの瀬奈じゅんさんや多くのスターたちが抜けたあとであり、好評を博した再演ものであり、比べられることは覚悟しなくてはならないし、昨日述べたような組構成の事情もあるので、重圧もあったことだろう。だが、きりやんは輝いていた。やっぱり経験はものを言う。こんなことを言って決してプレッシャーを掛けるわけではないのだが、トップスターを夢見ながらかなうことなく花園を去った同期のゆみこさんこと彩吹真央さんの分まで、きりやんには、最後の最後まで宝塚を楽しみ尽くして魅力的な舞台を見せていただきたい。でも、無理はしないように。ああ、それにしてもデュエットダンスはためいきものだった。罪だよ、あの包容力は。男役としてはきしゃなのに、「大きさ」がある。ほれちまうやろっ。きりやんときょうだいみたいな感じもするまりもちゃんもおめでとう。しゅっとした美人タイプではないが、なんか不思議な色気がある。少しばかり気も強そうだ。私はそこが気に入っている。切れのあるダンスもいい。歌は100点ではないのだが、ソプラノが美しかった。(続く)1500回が目前です。ランキングでの応援もよろしくお願いいたします。
投稿日時:2010/07/25
: 北海道発・わっちさんの宝塚な日々
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