2009年9月17日（木）「コロムビアミュージックエンタテインメント株式会社」さんから「あなたが最近“かたまった”体験大募集！」というお題が出ていますので、早速参加させて頂きたいと思います。と言いましても、最近の話ではなく、あれは、忘れもしない十数年前の私の誕生日の当日の事だったのですが・・・・・。当時、私は、木造アパートの1階に娘と一緒に住んでおりました。我が家の近くでパート勤めをしていた母が仕事帰りに毎日、寄ってくれていたのですがその日もいつもと同じ時間帯で、いつもと同じような玄関の叩き方だったので、当然のごとく、母だと思った私は、確認もせず、玄関のドアを開けてしまったのです。そうです、木造アパートの玄関ドアには、のぞき窓などという洒落た物はついていなかったのです。玄関の前に立っていたのは、母ではなく、それは、それは怖い顔をしたいかにもアッチ系の中年男性が一人立っていたのです。間違いなく、そっち系の人だと思い込んだ私の頭の中はパニックに陥り、混乱する頭の中で「部屋には、生後4か月の娘がいるよ～。娘だけは、何が何でも守らなきゃ～。」と思い必至で「助けて～。」と叫ぶのですが、あのですね、人間って本当に怖い目に遭った時に声なんて、全く出ませんからね。よく、2時間物のサスペンスドラマなどで、真っ暗な夜道で後ろから、怪しい男性に追いかけられた時に女優さんが「キャ～、助けて～。」などと威勢良く叫んで走り去ったりしますが、あんなの実際には無理ですってば。何度も何度も心の中では叫びましたよ。でも、全く声なんて出ないんですから。体は硬直しちゃうし、とにかくその男性の目を見たまま、声を発する事も、体を微動だにする事だって出来ませんでしたよ。しばらく二人で見つめあった後、その男性、何て言ったと思います？「覚えていない？」ですって。その男性、何と、私の遠い親戚のおじさんだったんです。私は、多分、ものすごい恐怖におののいた顔をしていたと思うんです。ですから、その私の怯えた顔を見て、おじさんも相当、驚いたでしょうね。“何で、こんなに怯えた顔しているんだ？”って訳が分からなかったと思うのです。小さい頃に数回会っただけの人で、まるっきり顔なんて覚えていなかったんですね。私に娘が生まれたのでわざわざやって来たとの事ですが、本当にビックリしちゃいました。これが、私の人生における最も怖くてメチャクチャかたまった体験であります。あの時の教訓として、どんな事があっても、玄関でチャイムが鳴った時には、相手を確認してから、ドアを開けるようになりました。あの時、相手を確認してさえいれば、あんなに怖い思いを味わわなくて済んだのですからね。それにしても、本当に思いこみって、すごいものですよね。ただの親戚のおじさまを勝手にアッチ系の人だと思いこみ一人でビクビク怯えていたのですからね。そこの貴方も、必ず相手の確認をしてからドアを開けますよう十分にお気を付け下さいませね♪PS3「塊魂TRIBUTE」サントラ『かたまりたけし』発売！かたまった体験募集！　←参加中ランキングに参加しております。応援して下さると、大変嬉しいです♪にほんブログ村

Happyまみりん 　 2009-09-17 23:54:43 提供：日本コロムビア株式会社