少し前から目にするようになった光景、それは、園児たちに占拠されている公園です。 園児たちを遊ばせる庭がない保育園が列を作って徒歩で、また、籠付き台車のようなものに園児たちを乗せて公園にやってきているのです。園児たちは、公園内を縦横無尽に走り回りますから、公園を横切るのも走ってくる園児たちにぶつからないように歩かなければなりません。先生と鬼ごっこをしている場合、先生が通行人の前を横切ると、園児たちも通行人の前を横切るように集まってくるので大変です。 ひとつの団体が去ると、また別の団体がやってきます。保育園同士で、使う時間の取り決めをしているのでしょうか？ 普通に公園に遊びに来たと思われる親子連れたちは、そんな光景を見て、公園の端っこで佇みます。 先生たちは、今の時間は私たちが使う時間よ！とばかりに、他の公園利用者には気を使いません。こういう、庭なし保育園の公園の専有化、どうなんでしょう？ 少し前には、｢公園デビュー｣なんて言葉がありましたが、こういう状況下で今は死語に。 あまりこういう状況が続くようでは、公園から団体園児締め出しなんてことになりかねないですね。いや、そうすべきなのかな？ ところで、以前に問題視したふるさと納税。大きな問題になってきましたね。東京の某区など、今年着工予定だった保育園５施設分が住民税の減収で作れなくなったらしい。σ(￣Ｏ￣)が問題視した点は、まさに、ふるさと納税した人が住む自治体の減収に直結し、住民サービスが低下するということ。ふるさと納税でキャッシュバックされるお金は、本来、ふるさと納税した人が住む自治体の住民税や所得税として税収となるはずのものなのです。 地方から出てきて一時的にその街に住んでいるという人は、その街の住民サービスが低下しても自分が得すればいいのかもしれませんが、その街で生まれ育ち、今後もその街に住み続けるという人にとっては大問題です。 ふるさと納税＝自分が得する＝自分の住む自治体が損をする ということを忘れないようにしないといけません。
これは、減税に“国の税金”を使いたくない政府が、減税資金を自治体に負担させるという最悪のトリックなのだということを忘れてはいけません。 お後が宜しいようで。 

コム 　 2016-11-28 10:00:00 提供：株式会社クリオス