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内館牧子さんの本
「女ざかりはモヤモヤ盛り」
頷く部分多くて
懐かしさと共に
自分自身の備忘録として
記載しています
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『かつては、大晦日もお正月も、特に子供にとっては大変に待ち遠しいものだった。
だが、最近の子供が大晦日やお正月を指折り数えて待つという話はほとんど聞かない。
この「指折り数えて待つ」心は子供のみならず、大人からも消えたように思う。
その一つの原因として今の世の中「ハレ」と「ケ」の区別がつきにくくなったことがあると思う。
「ケ」は毎日毎日続く日常である。同じことの繰り返しである。
「ハレ」はその繰り返しの中に入りこむ特別な事態である。
家族や友人と外食するとか、欲しいものを買ってもらえる誕生日とか、みんな「ハレ」だった。
だから、その特別な日を待って待って、指折り数える。
だが今は、子供も大人も外食や旅行は当たり前になった。
欲しいものは誕生日でなくても買ってもらえるし家族で海外旅行に行く時代であれば、
遠足などどうということもなく、「別に」であろう。
かつて、大晦日やお正月は、特に子供にとっては究極の「ハレ」だった。
大晦日は「年取り」と呼ばれ、言うなれば前夜祭のようなものか。
私は東京で育ったが、大晦日は当時の秋田風だった。』
何だか身につまされますねぇ
昔の特別が今は普通のことになって
昔を知る者には
「今の人・楽しみが少ないのでは?」なんて
妙な心配してしまう・・・
我が家も元旦には来客があることもあって
大晦日に
ごちそう並べて「年取り」でした♪
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