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1995年公開 出目昌伸 監督
きけ、わだつみの声 Last Friends
それまで、洋画の戦争映画はいくつか観てたけど、
残虐さがクローズアップされてるだけようで、
なんだか、感情移入出来ずにいた・・・。
でも、これは違った。
同じ年代の学徒兵、看護学生、従軍慰安婦、特攻兵の妹・・・
どこか自分とリンクするところがあった。
上司の理不尽な命令、死を間近にして理性をなくす男性、死への恐怖
家族との別れ・・・
つくづく「戦争の愚かさ」を感じさせられた。
そして、それに振り回された若者達の無念さ・・・。
どうしようもなく、切ない気持ちになった。
それまでも、戦争に関する授業は、小中校とイヤってほどあったのに、
「フィクション」感覚だった。
でも、これを観て、戦争は本当にあったんだと・・・・
そう、思ったら、その時代を生きぬいたお年寄りが、
とてもつもなく、すごい人達なんだと思うようになった。
この人も?あの人も?
あの、怒涛の時代を生き抜いた人達なんだと・・・
全てのお年寄りが、映画のような体験をされてるんだと・・・
まぁたろ~♀ 2009-01-23 00:00:00 提供:株式会社トーハン
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