＜7日前＞

きっかり７日前。

次女、自ら、「ワタシ今日から学校休むんだよね。」

と高らかに宣言。



長女のとき、自分が７日くらい前に

実家に送り込まれたことを憶えていたのか

（当時、インフルが急増したからなんですけれどね）、

現在、周囲で休んでいる子が増えてきたからなのか、は、わかりません。



インフルが蔓延していない限り、

私は学校へ行くのは基本と思っていましたが、

そこそこインフルは、社会的に蔓延し、

 

注意報が出ているくらいなので、

まぁ、そうですね、

と、休むことを許可しました。



でも、休む＝楽ではなく、

きっちり学校へ行くときより早起きし、

登校する時間前からもう学習に入っている日々に。



娯楽もなく、

ただ粛々と入試まで

カウントダウンといったかんじです。



共働きのお宅はどうするのでしょうね。

両家の出番かな。

我が家は私がひたすらマネージャーと秘書を

 

兼務しているような状況でした。

 



３年前、長子のときの記録を読み直して、

あの熱血派な長子ですら、のほほんとしていた直前期。

 



マイペース派な次女が、のほほんとしているのは当たり前かぁ、

と妙に納得。



以下↓長子の時代の受験記録

http://kumitaroh.cocolog-nifty.com/blog/2016/02/index.html



＜６日前＞

受験生が塾は行っている間に、

 

家族みんなそれぞれしたいことをする、というのが、

暗黙の了解。



長女は一輪車をしてみたり、買い物に行ってみたり、

主人はテレビを見たり、仕事にでたり、

私はばたばたと音を立ててする家事を進めてみたり、

うたたねしてみたり（！）。



受験生を慮って、みんな動きます。

これが小さい子がいる家だと、またたいへんなんですよね。

受験経験者のお姉ちゃんで、我が家は助かっています。



家族全員が真剣に向き合っているので、

今のところ、みんな健康状態良好。



友達のおうちでは、

ご主人が最初にインフルになって帰ってくるパターンも多く、

 

戦々恐々としています。



マスクは贅沢にどんどん使い、夜寝る時もかかしません。

 

マスクの箱は玄関ホールに大小２つ、

 

各自のバッグに予備を、ぐらい完備。

 



除菌ジェルもリビングに常備。

 



 

手荒うがいも励行中です。

 

医療従事者は、洗顔もするそうです。

 

本当は私も家族にそこまで勧めたい。

うるさがれるだろうなぁ。



空気が乾燥するので、エアコンにはあまり頼らず、

基本、温水床暖や湯たんぽ、

 

あったかなひざかけや室内着で防寒しています。



加湿器もフル稼働。

 

ついに今年また新しい１台も導入。

 

湿度計で５０％越えをねらっています。



見た目は悪いですが、室内干しが一番効き目があるので、

洗濯ものも躍起になってしています。

洗うものがなくなったら、カーテンとかも洗っちゃおう。



水分も欠かさず。

各種お茶、乳酸菌的な飲み物、小ペットボトルなど準備万端。

さらにポットにお湯を入れておき、

 

いつでも白湯が飲めるようにしてあります。



塾で激励がかかれた「まけない手ぬぐい（負けない）」をもらってきました。

厳しい理科の先生が、娘の手ぬぐいにだけ、

他の人と違う言葉を書いてくれたと喜んでいました。

人一倍の努力をしていた君には受かってほしい、

と、言われたそうです。



＜５日前＞

いつもだったら受験生の娘が楽しみにしている、

なんでもないふつうのスーパーの買い出しを、

受験生が塾に行っている間に、

３人で行ってきました。



かごの中の整理整頓が上手な娘が不在だと、

３人四苦八苦。



アメリカンに週１がんっと買い物をする我が家は、

膨大な量なので

かごにいれるのも、エコバッグに詰め替えるのも一大作業なのですが、

いかに彼女がこれまで役立っていたか、わかります。



自分が勉強している間に家族で楽しくスーパーへ行った、ただそれだけでも

小学生にはしょんぼりかな、と思い、その事実をひた隠し。



受験生、食べることが楽しみとはいえ、

さすがに最近、食べてじっと座って勉強しかしていないので、

顔が少し丸くなったことを気にして、

自主的に、受験生、食事、ヘルシー志向にしています。

（夜にあまり食べない、くらいだけど）



＜４日前＞

いよいよ、朝から晩まで勉強しかしていない、という日々。

 

もはや、テレビを見ようとか、

音楽をきこうという気にはならないみたいです。



本来ならのんびりできる今冬、

我が家の中３も気を使います。



次女が不在のときにテレビや音楽を楽しみ、

帰宅したらいっしょに粛々と勉強。

ないしは、自室にこもったりしていました。



ときどき、中学に行ったらこんな楽しいことがある、と話しをして、

 

激励していました。

 

ＸＸＸに一緒にいこう。

ＸＸＸはおすすめだよ。

ＸＸＸを中学でしたらいいよ。



自分も中学受験を越えたから、思うことがあるのかな。

絶妙な激励だったと思います。

 

一緒に出掛けたときは、

妹の合格祝いのギフトを選ぶんだと言っていました。



＜３日前＞

塾の授業、ラストデイ。

帰り際、室長先生に呼び止められたそうです。

「きみのがんばりは先生が知っている。がんばってこい。」

 

といったことを言われたそうです。

じん。



まさかの６年になってからの入塾でした。

あとから入塾で、某クラスをキープしたことはすごいこと、

なのだそうです。



髪を振り乱して勉強するタイプではないので、

親としては、やってるの？やってないの？と

やきもきした１年でした。



室長先生が娘にだけかけてくださった言葉に、

ちょっと涙します。

 



＜２日前＞

塾で壮行会でした。

長子のときの塾ではなかったので、

インフルが流行っているこのタイミングで壮行会！？？！

と、ただただ驚きましたが、

全クラスが一つの場所に集まって、卒業生が集まって、

言葉を交わしたそうです。



心構えを聞きたいと思う憧れ校の人は寡黙で、

 

そうでない人が饒舌だった様子。



また、制服を着てきているのに、

皆の前で自分の学校名は言いたくないといった卒業生に、

娘は少しがっかりしていました。



学校名を言えない学校、、、それはちと残念。

結果どうであれ、胸をはってほしいわ。

特に、受験から１年後だしね。



というか、そこにいる時点で学校名いうのが、

筋だしね。

制服着ちゃってるしね。



娘の志望校へ入学した卒業生は来ていず、娘、ちょっとがっかり。



＜前日＞

私立中の長子は、おじいちゃんおばあちゃんの家に

泊まりにいきました。



本番が始まると、もう受験生中心の生活になり、

ごはんの支度や留守番が心配になるだろう、という配慮。

そそとのスーツケースに勉強道具と着替えを詰め込んで、

出かけました。

数日間ずつ両家に渡り歩きます。



中３なら、ちびっこじゃないし、家にいていいよ、と私は思いましたが、

本人が気が休まらないだろうし、受験生も集中したいだろうし、

意外とみんな幸せな決着かも。

 



たくさんのラインが私のスマホに届きました。

受験をしないママ友たちからの激励です。

好奇心とか、プレッシャーとかではなくて、

本当に心優しい友人たちだから、

本気で応援してくれているのがわかります。



ひとりは自分の子がインフルにちょうどかかってしまった、と。

でも、ＸＸちゃん（うちのコ）が受験前に学校を休んでいてよかった、

罹患していなくてよかった、と。



ひとりは天気を心配してくれました。

どうか健康で、どうか安全に、と、

まるで親類のように声かけてくれました。



塾の授業はもうないけれど、質問にはきていいよ、自習もしていいよ、と、

懐の広い塾にも感謝です。

長子のときの某塾とは大違いです。←辛口（＾＾；；）

 



この期に及んで出たわからない問題なんて、

質問しにいかなくてもいいと思いましたが、

毎日のように塾に通っていたので、

行くのが落ち着くみたいなら、行ってもいいのでは、と思いました。



実際行ったら、クラスの違う仲の良い友達から、

「絶対合格しようね。　受験頑張れ！ＸＸより」

なんて書いたお手紙を先生へ預けていってくれて

渡してくれたり、



先生が手を握って激励してくれたりしたそうです。

ちょっとうるっときちゃいました。

いい友達と先生に恵まれた塾ライフでした。

 



これで塾への送迎、もう最後だね、と、帰り道親子でしみじみ。

忘れ物を届けに、お弁当（夕飯分）２個目を届けに、

塾へ３往復なんて日もありました（！！！）



暑い日も寒い日も、定期券を作って通い続けた娘、

頑張りました。



長子のときは涙ぐんだけど、

今回は晴れ晴れ、です。



結局なんだかんだで２２：３０に受験生就寝。

荷物チェックやら、充電やら、朝ごはんの準備やらをしていたら、

私、日付が変わる前に滑り込みで就寝。



明日は５時起きです。










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kumitaroh 　 2019-02-06 10:11:40 提供：有限会社ズーティー