いちご26年栽培している農家ならではの「苺ばうむ」を作りたい
との思いが今回の出発でした。
人工の味や香りを添加しただけの商品が世にあふれています。
そうではなく、そのモノ本来を味をできるだけ、自然に表現したいと思い初め、
苺をピューレにし、苺の味をできるだけだすために多くいれてみました。
バームクーヘンは一回で焼き終わるのではなく、20層以上焼きを繰り返します。
苺ピューレを多く入れた結果、生地の層が多くなり、重さを増したところで
層がはがれてしまいました。
これは、生地が苺果汁で強く酸性に傾いた結果でした。
ピューレ以外にもジャムに煮詰めて試してみました。
すると、バームクーヘン自体がジャムのため、
甘くなりすぎて苺本来のすっぱさが消えてしまいました。
試行錯誤の結果、苺の分量がここまでだったら、生地が落ちずに最後まで巻き上がる
分量がわかり苺を限界まで使用するイチゴ農家ならではの苺ばうむが完成しました。お取り寄せネットでもクチコミしていただきました!
http://www.otoriyose.net/kuchikomi/item/og0001613.htm