鳥取の美味をお伝えしているシリーズの中で、このレストランの存在を知ってしまった私…何よりもその名前「オステリア・モンテマーレ・トットリーネ」、これに心を掴まれてもう行かないわけにはいかなくなったので、行ってきました（まわりくどい）

「食のみやこ鳥取プラザ」、夜はこんなふうに輝いているんですね～、やっぱり入り口付近には鬼太郎グッズが満載

「オステリア・モンテマーレ・トットリーネ」はこの2階にあります。お店側から入ると螺旋階段を上って行くんですよ～、オシャレ

もちろん、エレベータもありますからね。ご年配の方でも、挫いちゃった時でも大丈夫ですよ



コースもいいけど、やっぱり色々食べたいのでアラカルトでペアースパークリング「ファシリーテ」という鳥取県の広岡牧場さんがプロデュースの梨のシャンパンでスタートプロデュースという言葉が正しいかどうか分かりませぬが、岡山のワイナリーで作られていたので、そんな形でご紹介させていただきます

梨ものは、今年の夏はよく見かけましたが（ガリガリ君をはじめ…）人工的な梨フレーバーとはまた違う、上品な香り優雅な気分でがっちり選んだメニューはこちらでございます

まずは、前菜から2品。



「鹿野の鳥取地鶏ピヨ（鹿野地鶏）のテリーヌ」、ピヨの名前にひかれましてピヨなんてかわいらしい名前だったし、テリーヌというメニュー名だからてっきりパンに塗れるくらいのものを想像していたら、もうゴッロゴロのお肉の塊でございます、大迫力



添えられているのは辛し水菜、ぴりっと大人味

ピヨらしからぬ食べ応え、部位によって異なる食感に飽きることなくペロッと片付いて次を待ちます。

もうひと品は、「鳥取沖日本海の幸　マリネ」。サワラ、ノドグロ、モサエビ、シロイカのマリネに添えられているのはサラダゴボウにスプラウト。サラダゴボウのしゃきしゃき感が気に入りました～えぐ味はまったくありません。非常に食べやすいゴボウ…逆に煮たり焼いたりするのがもったいないくらいの透明感です。　



イカの透明感、肉厚なサワラ、モンテマーレ（Monte－Mare）はイタリア語で「山」と「海」を表していますが、早速山海の美味を満喫です

パスタは「倉吉のミディトマトとイタリアンチーズ」を選択、トマト好きには見逃せませんよ











スパゲッティ以外のパスタはどうも…という要望を伝えると、気持ちよく応じてくれました

爽やか～なトマト、バジルと相まって超フレッシュな感じです。ツルツルっと喉越し…でいいんですよね、これはま、私の場合パンも喉越しな場合がありますけど。

リゾットまで頼んでしまった…「フレッシュトマトのリゾット」の文字がどうしても私を呼んだので

こちらは魚介類がふんだんに入っていましたよ～海の香り、野の風味、アルデンテなお米も食感重視派の私のストライクゾーンに入ってきます。













メインは「関金の鳥取和牛サーロインのグリル」、和牛ですよ、和牛うわさには聞いておりましたが、ジューシー。また火入れも抜群！



サシの入ったお肉の柔らかさったらもう日々の食事が肉食系ではない分、外では美味しいお肉が食べたい方なんです、嬉しい

デザートは「大山牧場のヨーグルトジェラート」に20世紀梨の盛り合わせ。



この梨、本来は添えられておりません。

と言うのも、オーダーから30分かかるという「東郷の20世紀梨ペアーパイ　ヨーグルトのジェラートとアングレーズソース」が食べたくて、予めお願いしたつもりだったのですが、2品目を迷っており「じゃ後で」と言ってしまったのが間違いのもとでオーダーが通らなかったのでした

残念そうに、「じゃあその一部を…」とヨーグルトのジェラートを頼んだ私たちに店長がサービスで添えてくださったのでした。その割に、盛りだくさん

素材の良さはもちろんですが、シェフの技術も素晴らしい。ここはもしかして、穴場？しっとりと大人のお客様が料理と会話を楽しみに訪れている感じでした。お勧めできるレストランですよ～。







ちなみに、鳥取県アンテナショップ「食のみやこ鳥取プラザ」（１階）で商品をお買い上げの方で、「ブログを見た」と言われた方には、先着５０名様に「サントリー奥大山の水（500ml）」を１本プレゼント！食のみやこ鳥取プラザについてはこちら。（（社）日本フードアナリスト協会ファンサイト応援中）

28号 　 2010-10-14 12:20:00 提供：（社）日本フードアナリスト協会