『(社)日本フードアナリスト協会による「食」のイベントサイト』
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普段の食生活で、気を付けていることと言ったら、いい食材といい調味料を使うこと
この2つがよければ多少料理の腕が悪くてもアラが隠せると思っています(笑)
そんな調味料の中でも、日本人になじみがあって、欠かせないものと言ったらお醤油ですよね~
今回、モニプラさんのイベントで、(社)日本フードアナリスト協会
さん主催のお醤油文化大使任命セミナーがあるというの参加してきました
食べることが好きで管理栄養士の免許を取っちゃった私には、こういうイベントは興味津々
最近は、なかなか学ぶ機会も減ってしまったから新鮮な気持ちで参加してきましたよ~
そもそも醤油ってどうやってできたか知ってますか
味噌を作る時に水分を多くしてしまったのがそもそもの始まり。
出来上がったはずの味噌の上に水分がたまってしまっていて、失敗かと思ったら、その水分が美味しい
上にたまっていたから「たまり」という名前になったんですよね~。
でもそもそも、醤油の原型である「醤(ひしお)」は中国古代から使われていたんだとか。
「醤(ひしお)」とは、塩漬けにして保存するもの。
魚醤・肉醤・草醤・穀醤など、いろいろな方法で、食材は保存されていたようです。
先人の知恵には感服ですね。。。
そんな歴史の背景から、濃口・薄口・溜り・再仕込・白などの違いも勉強しましたよ。
意外と知られていないのが、薄口の方が、濃口より塩分が多いってことでしょうか。
薄口の方が原材料の大豆の分量が少なく、濃い食塩水を使うため、塩分が多くなるんだそうです。
もちろん薄口の方が料理の仕上がりがキレイだったりと利点もたくさんだけど、どちらかと言うと、塩分取りすぎな日本人にはちょっと注意が必要ですね。
そういう背景はさておき。。。
今回のセミナーで一番びっくりしたのが、醤油の劣化についてです。
一般的に調味料って「腐らないもの」ってイメージの私。
(もちろん、現状の制度で賞味期限は振られていますが、もともとは保存食で、いつまでも保存しておけるように塩分が多くなってるんですもんね。)
でも、やはり醤油も劣化するものなんですね~
例えばこの2つ。。。
カップの大きさが違うので、ちゃんとした比較はできないのですが、右側の方が色が濃いですよね。
この2つは、開封したて(右)と劣化した(左)お醤油なのです。
香りや味を比べてみましたが、全然違う
劣化した方は、匂いも味もえぐいし、酸味が強くなってました。
でもこれ、比べるからわかるんであって、自宅で普通に使っていたら気づかないんだろうな。。。なんて思いましたよ。
劣化の主な要因は酸化によるものだそうなので、如何に空気に触れないかがポイントのようでした。
だから。。。
卓上の小瓶に移したり、大きなペットボトルで買って、使ううちにだんだんとペットボトルの中の空気が増えるのが劣化の素なんですって。
せっかくの調味料が知らないうちに美味しくなくなってたら台無しですよね。
これからは気をつけなくっちゃ
そんな時にオススメな素敵な商品が、ヤマサの鮮度の一滴
ポン酢があるのは知りませんでした~。。。
これ、発売されたのは去年一昨年かな
特殊な薄いフィルムの注ぎ口で中に空気が入りにくく、酸化を防ぎ鮮度が長持ち、変わらぬおいしさを長い間楽しめるというもの。
プラの容器は、使用後はたたんで小さく廃棄できるのも便利
実は、発売当初から、気になってた商品なのですが、スーパーで売っているお醤油にしては、ちと高い。。。
と言う訳で手に取ったことは無かったのですが、劣化の事実を見たらもう、「これしかない」ってぐらい惹かれています
今回写真の3種類をいただいて帰ってきたので、さっそく使ってみたいと思います。
「人数の関係で、もう1本ずつならあります。」と嬉しいお声をかけていただいたので、特選醤油をもう1本いただいてきました~
せっかくだから1本は実家の母にお福分け。
母も「あ、これ話題の醤油じゃん。」と喜んでました
あ、そうそう、お醤油ってこんな使い方もあるんですよ~
なんと、メープルシロップに混ぜちゃいます
左が普通のメープルシロップ、右がお醤油入りメープルシロップ。
大体半々が目安のようですが、これは好みもありますね。
お醤油入りの方が断然コクがあって美味しいの
これはびっくりですよ~。
と言いつつ、最近コンビニスイーツにお醤油入りのプリンがあるの知ってますか
サークルKサンクスさんで売っている「天使のプリン」なのですが、キャラメルソースの隠し味にお醤油が入ってるんです。
先日、私も食べてみましたが、とっても美味しい~
「え~醤油~」って思った方も、だまされたと思って食べてほしい逸品です
さてさて、最後に今回のイベントを協賛いただいたヤマサ醤油株式会社さんのお話を少し。。。
ヤマサさんのこのマークって、「山」と「サ」から出来ているのはわかるのですが、右上の「上」って文字が謎だったんですよ。
私は勝手に、「創業者の名前に「上」って文字が付いてたのかも。」なんて思っていたのですが。。。(笑)
今回その謎が解けました~
江戸末期の元治元年(1864年)に、幕府がインフレを抑えるため醤油にも3~4割の価格引き下げを命じたんだそうです。
その時にも品質の良さから特別に値下げせずに販売を許可された「最上醤油」七銘柄の一つと言う訳。
すごいメーカーさんなんですね~
ちなみにプロの料理人が好んで使うのもヤマサ醤油が多いんだそうですよ。
煮物に使っても、明るく鮮やかに仕上がるんだそうですよ~
これからは、私も「鮮度の一滴」を使って、形だけ料理人になってみようかな(笑)
最後には認定証とQUOカードもいただき、大満足のセミナーだったのでした~
お醤油文化大使として、お醤油広めなくっちゃ
まずは友人からだな
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修子 2011-10-19 16:18:02 提供:(社)日本フードアナリスト協会
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(社)日本フードアナリスト協会は、フードアナリストという「食の情報を解説する専門家」を育成している団体です。おかげさまで会員数が約7000名となりました。フードアナリストの活躍も増えており、テレビ・雑誌などの多くの媒体で取り上げられております。最近では、食品メーカー様や飲食店様の様々なお手伝いをさせていただくまでになっております。