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いつだったか『へー、池上に楊州商人が出来たんだ』そう気づいていたけど、今回初めて伺いました。
『楊州商人』さんは何度も訪問したことはあるけれど、池上店へは初訪問です。
場所はもうホームからも見える駅からすぐそこ!って感じです。
kimimatsuと『楊州商人』さんとの出会いはかれこれ、もう20年前になります。
って『楊州商人』さんは20周年ということでオープンからってことになりますね。
当時『楊州商人』さんは目黒の権の助坂と恵比寿に名前の違う兄弟店があっただけだったと記憶しています。
今はあちらこちらに・・・すごいですねぇ。
初めて行った目黒店さんの時とはガラリと雰囲気が変わり
さらに中国っぽさが出ています。
お店のスタッフの方も中国の方なのかな?
でも悪い意味での中国の方の接客【無愛想】がこちらでは全くなく
ちょっとしたミスはあったけど、笑顔で元気な接客でとても好感が持てました。
ミスなんてもんはよくあることだけど、それはその後どうするかその対応で印象は全く変わるもの。
この日、接客を担当してくれた方々は皆さんとてもよかったです。
ジャッキー・チェンのファンであるオットはこの雰囲気がとても気に入ったようで
『ジャッキーの○○(失念)で出てきた店みたいだ』とはしゃいでいました。
案内された席は窓際の2人席。
個室ではないけれど、柱があるのでなんとなく半個室風に落ち着ける席でした。
この時期コートやら手袋やら荷物が多く、2人で2人席はちょっと狭苦しかったりすることもあるけれど
『楊州商人』池上店さんはテーブルの下に荷物を入れるBOXがあったので良かったです。
とりあえず、かんぱ~い。
今回こちらのお店に食べに来たお目当てのメニューがあるのね。
でもそれは〆で食べようねってことで、とりあえずおつまみになりそうなものをチョイス。
(チョイスというよりほぼ食べ、って感じですが)
あ、でも贅沢を言えば
点心以外の炒め物とかおつまみになるようなメニューをもっと増やして欲しいです。
この営業時間だと食事以外に私達のような居酒屋感覚で利用する人も少なくないと思うんですよね。
是非ともお願いしますm(u_u)m
▼蝦皿ワンタン ¥350
中にプリッと海老が入ったワンタンです。
辛子酢醤油のタレがあらかじめかかっています。
▼春巻(1人前2本) ¥300
この春巻、中があんかけのあんのようにとろ~っとしてます。
好みはもっとパラパラした具かな?
先に食べたオットが『なんか少しカレーの味がするよ!』と。
(またいい加減なことを・・・)と少し疑いながら口にしたら、あらま本当にほんのりとカレーの風味。
隠し味で入れているのかな?
▼フカヒレギョウザ(1人前3個) ¥300
うん、たしかにフカヒレ入ってます。
1人前の量が3個と手頃で価格も安価なので色々試せていいですね。
▼餃子(1人前6個) ¥350
餃子、なんとなく昔食べた味とは違うような気がしたけど
これね、もし頼んだら絶対にテーブルにある【具入りラー油】を具もたっぷりと使ってみて!
お酢とこのラー油とお醤油、このラー油があるのとないのとでは味が全く違う。
このラー油を使うとものすごく美味しくなるよ!!ラー油だけでも買って帰りたかったです。
ここいらでオットは【青島(チンタオ)ビール】を頼む。
オット、初チンタオビールのようで笑っちゃうのが何度も『アオタンだっけ?』と
『そりゃアンタ痣じゃないかよ!』と突っ込みたくなる間違いをしてました、はい。
まだ呑むので、まだ点心は続きます。これ全部2人で食べてます。おそろしいですね~(苦笑)
▼エビギョウザ(1人前2個) ¥300
ぷりっぷりの海老入り。
オットはこのエビギョーザが点心の中で一番気に入ったらしく、なんと最後にまた頼んでいました。
▼ショーロンポー(1人前2個) ¥300
んーー、これは残念っ!
せっかくレンゲをもらったのに、中からスープがジョワーーッにならなかったです。
やけどしそうな熱い汁が中から飛び出すようなショーロンポー、これが食べたいです。
そろそろお腹の容量もいっぱいに近づいて来たので(ようやくかと突込みが入りそう)
ご飯です。
▼楊州炒飯(スープ付) ¥780
スープがいわゆるお醤油系の茶色いのではなくてびっくりしました。
でもこの炒飯によく合っていて美味しい♪
炒飯はパラパラと香ばしく、具はエビ・チャーシュー・ねぎ・たけのこ・椎茸と卵。
オーソドックスだけど深い味わいです。
次回もきっと炒飯は2人で1つを分けて食べるねってオットと気が合いました。
さあ、そろそろ(ようやく?)この日のメインです。
皆様もご存知の通り【限定品】に弱いkimimatsuですが、
只今、『楊州商人』さんでは冬の季節商品があるのです。
そのメニューは
●冬かきラーメン ¥880
●趙家 煮込みラーメン ¥820
●楊州濃厚塩ラーメン ¥840
の3種類です。
乙女としてはコラーゲンがたっぷりというキャッチコピーの濃厚塩ラーメンにしたいところですが
オットがザーサイ嫌いなのと、冬なのでせっかくだし・・・めずらしいからってということで。
▼冬かきラーメン ¥880
『楊州商人』さんでは麺類をオーダーすると麺を刀切麺(とうせつめん)と柳麺(りゅうめん)から選べます。
刀削麺は食べたことがあるけれど、刀切麺は初めてです。
『楊州商人』さんではオープンからずっと中国で伝統的な細麺でやっていましたが、20周年ということで
刀切麺(とうせつめん)という中国の極太麺を始めたそうです。
字の通り、刀削麺との違いは生地を伸ばして切った極太麺です。
ちょっと気になりましたが、なんとなくこのかきラーメンには細い方が合いそうだったので柳麺にしました。
これが正解
海苔と牡蠣の磯の香りがあっさりとしたスープとよく合い
これが細麺にからんで美味しい~~~~。
牡蠣なんて大粒のぷりっぷりがごろごろ入っていました。
牡蠣大好きな2人はもう夢心地。
牡蠣好きの人には是非とも食べていただきたいメニューです。
次回は刀切麺が合いそうなメニューも食べてみたいなって思いました。
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さて、お腹もふくれてぽかぽか体も温まり、すこぉしお酒に酔ってきたら
この『楊州商人』さんによく通っていた頃をなんだか思い出しました。
まだまだバブルの頃
踊りに行ったり、ビリヤードやボーリングに行ったり
夜遊びを盛んにしていたあの頃、途中で必ずと言っていいほどラーメンを食べに行きました。
そんな生活をしていたのに、なぜか体重は40キロそこそこだったのも驚きです。
その頃、背脂が浮かぶしょっぱいラーメンや豚骨系も人気があったけれど
なぜかkimimatsuと仲間たちはあっさり醤油のラーメンを好んでお店を選んでいました。
で、この『楊州商人』さんのラーメンとワンタンメンをよく食べに行っていたのです。
お店の壁に書いてあったお店の歴史
【中国の楊州から渡ってきたおじいちゃんが作ったラーメンの味】という部分が
じいちゃん子だったkimimatsuはとても好きでした。
カウンターにあった貼紙
『髪の毛を結ぶゴムあります。店員へお申し付けください』
というのがワンレンが流行っていたあの頃、とても便利で
たぶんこちらのお店が最初にはじめたのではないかな?と。
細やかな心配りがとてもいい印象を受けました。
それから数年後、バブルがはじけた頃
神奈川で居酒屋を開店した母を手伝いに行き、帰りには東京の家に車で送ってもらっていました。
何回かに1度は『ねえ、ラーメン食べていこうか?』母が言い出し
目黒の『楊州商人』さんへ2人で寄ったものでした。
『美味しいね~、こういうラーメン出すお店がやりたいなぁ』
たぶん思いつきで、そんなに本気では思ってなかったと思うけど
母はそんな風によく言いながらラーメンを啜っていました。
そして帰りには小さめで食べやすい【角煮まん】と【中華ちまき】を買ってくれました。
そういえば【角煮まん】も【ちまき】もメニューにはなかったですね。
もしかしたらあの頃が一番母と一緒にいる時間が長かったのかもしれません。
そんな風に今は亡き母との思い出を、現在の家族であるオットと食べながら思い出した夜。
『楊州商人』さん、ごちそうさまでした。
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今回伺ったのは
楊州商人 池上店
大田区池上6-8-7カレリアビル1F
TEL:03-3751-2202
営業時間11:00AM~4:00AM
その他、メニューや店舗検索お得なクーポン情報は
http://www.whistle-miyoshi.co.jp/index.html
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kimimatsu 2009-12-15 19:37:15 提供:(社)日本フードアナリスト協会
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