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【扶桑社新刊】 『蒼い炎』 羽生 結弦 著

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宝物 「青い炎」

今日は、朝から大雨。買い物に行きたいけどもうちょっと待ってからにしよう・・・その間に今読んでいる本をちょっと紹介します。それはこちらの本です。扶桑社ファンサイトファンサイト参加中以前にも書いたのですがもんてらすは大のフィギュアスケート好き。えへへ、もう夢中で読んでます。約170ページですが1時間たらずで読んじゃった・・・自分で言うのもなんだけど凄い集中力!これが生活の中で生かせればいいのですがね(笑)また、何回も繰り返し読んでいるところです。この本のいいところは、羽生選手の「少年」から「戦う男」への成長が読者に伝わるところかな・・・それと、意外な交流関係が分かるところ。この2つがこの本のポイントかな?正直、羽生選手を知ったのは2010年3月の世界Jr選手権で優勝したとテレビで放送されたときが初めてです。テレビで羽生選手見たとき「わあ、かわいい、女の子みたい」と思いました。ごめんね・・・羽生選手(笑)それから、2010年秋、羽生選手のシニアへの挑戦が始まります。この辺からかな・・・もんてらすが「あ、表情が変わったな」と思ったのは。羽生選手もJr気分ではいけないと覚悟してグランプリシリーズに臨みます。初戦は、身に着けたばかりの4回転を武器に4位という好成績。でも2戦目のロシア杯はジャンプミスがあり7位。このときの羽生選手のコメントがこれ。「もう、悔しい!練習したい!スケーティングしたい!ジャンプを飛びたい!フリーを死ぬほど滑りたい!エキシビションは見なくていいです。早く日本に帰って今すぐ練習します!」また、公式練習のとき世界の強豪のスケーティングを間近くに見てこうも言ってます。「(Pチャン選手)彼はエッジをあんなに倒しても滑れるんだって!ってびっくりです。僕は今までエッジを倒せば倒すほど氷にエッジが埋まっていくんじゃないかって勝手にイメージをしていた。でも、チャン選手は、そのイメージをい覆してくれました。~中略~ この滑りエッジを倒すだけのことなら誰でもできるな、ということ。力があれば氷を押せるし、スピードにも乗れますからね。でも、それを練習でできるだけでなくプログラムに反映できるのがパトリックの凄いところ。だからあれだけ点数が伸びるんです。」この羽生選手のコメントを読んだ時、羽生選手の表情が変わったのは「これだな」と気づきました。羽生選手も男子は4回転時代ということは十分承知しています。更に+αがないと頂点に立てないことも。初戦では飛べたジャンプが飛べばない悔しさ、苛立ちから「悔しい」という言葉。また、このままでは世界では戦えないという「不安」[確信」から日本に帰っていますぐ練習という言葉が出たのではないかなと思います。さらに世界の頂点に立つために今自分に必要な要素「+α」=スケーティングを短い公式練習で見出せるなんてなかなかできるものではありませんよ。優勝して「うれしい、楽しい」だけではく、「世界と戦うため、頂点に立つため」に意識が変わってきたので「かわいい少年」から少しずつ「青年、スケーター」に変化したんだとこの本に載っている羽生選手の言葉を読んで実感しました。だから、「なんか表情が変わったな」って思ったのね。その後、全日本選手権、四大陸選手権を迎えます。彼は、グランプリシリーズで体で感じた課題を見事にクリアして四大陸選手権2位という好成績を収めます。そしてシニア挑戦1年目は多くの課題と真剣に向き合いながら2011年2月に幕をを閉じます。その、3週間後東日本大震災が東北地方を襲います。ホームリンクを失い以前お世話になった先生を訪ね練習を再開その後縁あってチャリティーショーーやアイスショーに出演します。彼自身「僕が全日本の代表や強化選手に選ばれたのは、震災の中でも頑張っているからじゃない。自分が今まで結果を出してきたことが評価されて選ばれたんだ。」といってます。決して震災という逆境に逃げず甘えは許さない。もう、すでに「戦う男」の姿勢をこのコメントから感じますね。羽生選手自身震災のことはあまり触れて欲しくないみたいなのでここではもんてらすも省きます。(笑)そして、いよいよ皆さんも記憶に新しい今シーズン2011年から12年が始まります。グランプリシリーズで見せた表情は本当に「戦う男」そのものでしたね。特にフリーで見せた「ロミオとジュリエット」の表情にはゾクゾクして鳥肌立ったもの・・・ジュリエットを亡くし苦悩するロミオが良く伝わってくるんだから。トイレにも立てなかったよ。良く解説者が「表現力」という言葉を使うけど「ああ、これがそうか・・・」って思いました。演技見ていると理屈じゃないんだけど心に「気持ち」が伝わってくるんですよ。もちろん高橋選手や小塚選手、それにもんてらすの大好きな村主選手。選手それぞれが曲をそれぞれの世界観で理解し体で表現する。表現する「気持ち」が伝わるから鳥肌が立ってしまうんだと思います。「戦う男」羽生選手はグランプリシリーズを勝ち抜きファイナルに出場4位という好成績を収めます。さらに、世界選手権では世界の強豪を押さえ3位。全世界に「羽生結弦ここにあり」と印象づけたシーズンだったと思います。もちろんこれで終わりではないです。羽生選手はもっとずっと前を見据えてます。「4回転があたり前の時代になることは確かだけどけ、そこまでたくさんの種類を飛ぶよりはトウループとサルコウの2種類くらいで。 いや、4回転はトウループだけでもいいからきちんと飛んで、スケーティングやプログラムを完成させた方がいいんじゃないかな。やっぱりジャンプがすべてじゃない、それがフィギュアスケートですから。~中略~極端にいえばジャンプがスッテプやターンの一部に見られるように」そうだよね、選手、トレーナー、振り付け師が何度も何度も話し合い、曲を理解し試行錯誤しながら作り上げたプログラムをジャンプばかりに意識を集中したら失礼だよね・・・スッテップ、スピン、ターン、ジャンプ、全ての要素そろって初めてフィギュアスケートになるんだからね。観客もテレビを見ている人も心に留めておかなくっちゃね。「青い炎」は羽生選手の「かわいい少年」から「青年、スケーター」そして「戦う男」への成長が感じ取れるそんな本です。それと、この本のもうひとつのおススメポイントをもう少しだけ。それは、羽生選手の意外な交流関係が分かるとことです。高橋選手、小塚選手、織田選手、安藤選手、はもとよりなんとなんとエフゲニー・プルシェンコ選手、ジョニー・ウィアー選手とも交流があるとか!まあ、試合に出場するのだから接する機会があってもおかしくないです。でも、プルシェンコ選手に直に4回転の指導を受けているなんて!おまけに、「君の力をもっと見せてよ!」「オレを超えろ!」とありがたい言葉をいただいている。「戦う男」として世界からも認められたんだね。もんてらすなんか絶対に手の届かない人たちだから会う機会なんてないだろうしね・・・もし会えたら、気になっている選手の名前を知りたいです。コミカルな振りでお気入りなんだけど名前が分からないからPCで調べられないの。まあ、そりゃあ無いでしょうけど・・・なんか、いっぱい感想書いてしまった・・・・(笑)もし興味があったら是非読んでみてほしい1冊です。最期に扶桑社さん、いい本を世に出してくれてありがとうございます。いろいろ出版までにご苦労があったともいますが老若男女とわずぐいぐいと本の中に引き込んでくれるいい本になっていると思います。また、別の機会に書店で気になる本を見たら購入しようと思います。ランキングに参加しているのでよろしければ応援してください!

はいじ   2012-05-02 09:35:01 提供:株式会社扶桑社

企業紹介

株式会社扶桑社

フジサンケイグループの総合出版社として、ESSEやSPA!などの雑誌から、一般書籍、扶桑社新書、扶桑社海外文庫まで、さまざまな本ををつくっています。

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