『扶桑社ファンサイト』
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モニプラのモニターとして当選して、
初めて松本耳子さんの漫画を読みました。
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「できない」を決して許さない、母の呪縛。
反社会的で家庭を顧みない、ロクデナシな父への失望。
「不機嫌な人を見ると不安になる」「自分を甘やかすことに罪悪感を覚える」
「過剰な義務感を背負ってしまう」「どこまで頑張っても達成感・満足感が無い」
「ブラックホールのような無力感におそわれる」「人に認めてもらいたくてたまらない」
「自分を親のお荷物だと考えてしまう」「できない自分が許せない」
……親の呪縛に蝕まれ、地獄のような青春時代を送った著者が、のたうちまわって、
苦しみ抜いてたどりついた、毒親から解放される方法。
「毒親の病理は代々受け継がれてしまう」という悪しきスパイラルを断ち切るまでの
過程は感動的で、読み終わったころには「心のデトックス」が完了されているはず!
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さて、読後の感想はというと・・・
①私も勝手に「~ねばならぬ」と思い、そこから抜け出せなかったので
作者が過剰な義務感を持つようになったところは理解できた。
自分がなりたくてそういう性格になったのではないからこそ苦しい。
そこから、自分で自分を認め、愛して、苦しさから抜け出したところで
なぜか安心。
②親として毒親になってないか、不安があった。
作者が毒親と設定してる両親との共通点もあり自省。
③苦しいわりに、自分の言いたいことを言ってるし、
おやも大学とか行かせてるし、100%の被害者とは読めず。
だからこそ、作品として面白く読めた。
子育てに悩みがある今読めてよかった一冊でした^^
puriss 2013-06-11 15:02:17 提供:株式会社扶桑社
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フジサンケイグループの総合出版社として、ESSEやSPA!などの雑誌から、一般書籍、扶桑社新書、扶桑社海外文庫まで、さまざまな本ををつくっています。