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扶桑社ファンサイトファンサイト参加中 偉業の陰にはソウルメイトがいた“奇跡のリンゴ”その後の物語「強い絆で結ばれた存在同士がソウルメイト」。青森県の1人のリンゴ農家が成し遂げた奇跡を支え続けた仲間たちがいた。妻、娘、親友への思いと、今後の日本の農業への提言。 ってことで、今映画にもなって話題の奇跡のリンゴを作り出したリンゴ農家の木村さんの本【扶桑社】ソウルメイト ~奇跡を支えた魂の絆~ 木村秋則・著 読んでみましたよ実は、もう2~3年前くらいから彼の事は知っていたのね。というのも、奇跡のリンゴを作り出したってことは勿論だけど彼が、龍や宇宙人に遭ったなんて話をするっていうもんだからそういうスピ的なことや、オカルトが好きな私はむしろリンゴより、そっちの話題で食いついていたわけよ。でも、元々「リンゴは大好きっっっ!!!」って部類のフルーツじゃないから奇跡のリンゴを食べてみたいわと思うこともなく「へぇ~…こんな不思議な体験するような人だから偉業を成し遂げたのかしらね?」位にしか思ってなくてそのままスルーしてたのだけど…そうしたら、今のこの人気じゃない?あの時にリンゴ注文しときゃ今頃「あ~ら!わたくしもう何年も前に食べましてよオホホ」なんて余裕ぶっこいてるところだったろうに…今じゃ、注文しても当分届かないものねρ(´ε`*)まぁ、そんな卑しいお話は置いておいて本を読んで思ったのはねもちろん、彼のリンゴへの情熱は素晴らしいし1つの事を何年も(しかも成果が出ないのに)続けるという根性も本当に素晴らしいわよ?でも、一番素晴らしいのは彼の奥さんや彼の周りで彼のその厳しい闘いを見守ってきた人たちだとこの本を読んで心底思ったわ。農家の自分の所に婿養子に来た旦那がいくら農薬に反応してしまう自分を楽にしたいということがきっかけとは言えうちの畑を使って無農薬では無理だと言われているリンゴを無農薬で育てる!って色々実験しはじめてよ?1区画のみならまだしも、データ取るには全部使いたいとかってどうなるかも分からないのに全部無農薬でやりはじめて案の定、実は一つもならないどころか木は腐って来ちゃったりして…収入がほぼなくなるわけよ月に数千円しか生活費を渡してもらえなくて一生懸命、雑草摘んでご飯作ったりするのよ子どもが食べたいもの、着たいもの、遊びたいものも与えてあげられないもし、私が彼の奥さんならいいかげんにおしっ!子どもの事も考えて!家族の事もちゃんと考えてちょうだいよ!り、りりりりり、、離婚よっ!ってなっていたかもしれないわでも、奥さんはな~~んにも文句を言わず上手くいかずに殺気立つ旦那を慰めるでも励ますでもなくただ、ただ、黙って見守るのもう口から先に生まれてきたような私には到底出来ないことだもの離婚よ!!何て言わないにしてもどうにか支えるにしても叱咤したり、激励したり、とにかく口を挟んでしまいそう…。奥さん曰く「言い出したらきかないから」ってことらしいけどそれでも、やっぱり極限まで来ちゃうといわざるをえなかったりするじゃない?ただただ見守ることの大変さったら本当にないと思うの奥さんのお父さんつまり彼の義理のお父さんも婿に任せていた畑が(生活の為に)売り払われる羽目になったりしても彼の目指す夢をただただ見守るのよ周りからは冷たい言葉や、厳しい批判も受けたでしょうに…。普通、血の繋がっていない男をしかも、大事な娘を極貧の辛い目に合わせても尚リンゴのことばかり考えている男をそんな風に見守れるものかしら?他にも色々と、彼がこの偉業を成し遂げるために現れたんじゃないかしら?と思えるような素敵な人たちが彼を取り囲んでいるのよそれを彼は「ソウルメイト」と表現するのだけど・・・本当にそうだと思うわ生まれてくるずっと前から、強い絆で結ばれてみんなで協力して、これを成し遂げようね!そんな風に約束(契約)して生まれてきたんじゃないかしらこれを読んで本を読んでみよう!と思う方のお楽しみも残しておきたいから、全部は書いてしまわないけれど正直…彼はバカよ(愛すべき…という意味を込めてだけどね)そんなバカを見守って助けてきた周りの人たちも愛すべきバカたちよでも、だからこそ出来ないと言われたことが出来たんだと思うのね「賢い」は、ある意味「打算的」とも言えるわ儲けの事とか、体裁とか、人にどう思われる(言われる)かに気をつけたり確率を計算できたり、勝敗を見極めて諦められるようなそんな賢い人だったら、そもそもこんな事何十年も続けられないわよそうやって、人間のエゴ的な打算的な部分を削ぎ落としていくと角がとれる(傲慢さがなくなる)のね…きっと自分が!自分が!じゃなくて自分は生かされている自然は生きている誰かが誰かの誰かが何かの何かが何かの主従関係なのではなくすべては、関わりあって繋がりあってただそこに完璧に存在しているんだということが分かってくる自分がリンゴを育ててやっているんじゃないリンゴが生きやすいように、整えてあげるだけそう思えるようになったからこそリンゴも自然も、彼に応えてくれたんじゃないかしら?人間関係でも同じだと思うのね特に親子関係なんて親が子供を育ててやっている気分でいると子どもは必ず屈折するわあれこれ口出ししてもダメだしあまりにも無関心でもダメしっかり観察してその子がどういう風に伸びていきたいのかそれを見極めたらそっと手を添えて、あとは見守るだけこっちにしなさいこれがあなたの為よこうしたらあなたが傷つくからそうやって、先回りしてなんでもかんでも自分がその存在を育ててやっているそんな意識でいて子どもがまともに育ったところは見たことがないものあら?話がちょっと脱線したわね。私の大好きな龍や宇宙人のお話も、今作にもしっかり執筆されていたわこれは、私がここで語るより実際に本を読んで頂けた方が楽しめるんじゃないかしら中には、こういうことに懐疑的でそういうことを話すと、奇跡のリンゴ自体の価値も下がるみたいなことを言う人もいるけれど浅はかだと思うわ目に見えるものやデータだけがこの世のすべてじゃないの自分が理解できるものだけがこの世に存在しているものだと思っていたらそれは、愛すべきじゃなくて正真正銘のだたの馬鹿だわいったん死んで、生まれなおした方がよいわね。とはいえ、この本自体は農業書ではないわあくまで1つのヒューマンストーリーだと思うの。だから、無農薬がなんたるかを学びたい方やこの人の半生のことなんてどうでもいいから必要なデータが得たいだけだみたいな方にとっては、読む必要のない本かもねけれど、「リンゴ農家には縁がないからなぁ~」「別に私、農業してるわけじゃないし、したいわけでもないしな」また、「私の人生思うとおりにいかないな~」「もっとこんな風に生きたいのに、私どうしてるんだろう…」なんて思っている方は農業のなんたるか!が、この本の話の中心じゃないからむしろ、是非とも読んでほしいわ著者プロフィール木村秋則1949 年、青森県弘前市生まれ。木村興農社代表。弘前実業高校を卒業後、川崎市内のメーカーに就職するが、1 年半で退職。1971 年に故郷に戻り結婚、リンゴ栽培を中心とした農業に従事。農薬で妻が体をこわしたことをきっかけに、1978 年頃から無農薬・無肥料のリンゴ栽培にチャレンジを始める。10 年近くにわたって無収穫が続き、苦難の日々が続いたが、ついに完全無農薬・無肥料のリンゴ栽培を成功させた。現在、リンゴ栽培のかたわら、国内はもとより海外でも自然栽培法の農業指導を続けている。また、自身の苦難の日々と成功への軌跡が描かれた映画『奇跡のリンゴ』が2013年6月より全国東宝系映画館にて公開される。▼オフィシャルサイト http://www.akinorikimura.net/ 【送料無料】【エッセストア_ポイント最大10倍】ソウルメイト [ 木村秋則 ]
mire000 2013-06-29 17:12:29 提供:株式会社扶桑社
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フジサンケイグループの総合出版社として、ESSEやSPA!などの雑誌から、一般書籍、扶桑社新書、扶桑社海外文庫まで、さまざまな本ををつくっています。