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【扶桑社】 『名前をなくした女神』 (扶桑社文庫)

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「名前をなくした女神」小説版(妻ウメッチョ編)

先日、久々に「モニプラ」というモニター懸賞サイト(?)にいろいろ応募したところ、この「名前をなくした女神」という本が当選しました!モニターなので、このブログで紹介するということが前提での応募でした。なのでさっそくこの小説を一気読みしたので、感想を書きますね。この「名前をなくした女神」の文庫は、ドラマが先にできて、http://www.fujitv.co.jp/megami/index.htmlそのシナリオから小説化したものだそう。私はドラマはほとんど見ない方なので、このドラマも見てなかったのですがもう終わってるんだよね?小学校受験を控える幼稚園児のママたちのたてまえやら嫉妬やらミエやらがドロドロしてる内容です。タイトルの名前をなくした・・というのは、自分の名前ではなく「○○ちゃんママ」と呼ばれることから来ています。以前、ママ友仲間がこのドラマについて話してるのを聞いたことがあったりして「お~こわい内容!」と思ってた番組だったので、当選したときはモニター応募していながら「うわぁ、これが当たったか~」というのが正直な気持ちでした。でもね、やっぱり人のドロドロほど面白いものはない(^^;読み出したら止まらず、子どもがご飯を食べてる間とかパパが子どもたちをお風呂に入れてくれてる間とか含め1日で読みきりました。普段は小説もほとんど読まないのでよけい新鮮でしたね。私も小説と同じように子を持つ主婦で、上の娘を幼稚園まで送り迎えしていた頃もあり、幼稚園のママ友たちと必要以上に密になっていた時期があったから自分の体験とオーバーラップしちゃったわ。といっても、小説のほうはドラマなので盗難・不倫・お受験・誘拐など、ちょっと拡大されたドロドロが多いのだけど。ただママたちそれぞれの心の寂しさが、まさに私にとって「あるある」の連続だったわ。そしてそのママの接し方が色濃く影響する子どもたちの態度や感情。いろいろなパターンの夫婦関係もわかりやすく表現されていてお手本にしたいこともいっぱいでした。そして埼玉弁が消えない羅羅ちゃんのパパが素敵で、羅羅ちゃんが「先生が、"自分で自分を大好きでいてください"と言ってたけどそれってどういう意味?」とパパに聞くと、パパはちゃんと羅羅ちゃんの目の高さにしゃがんで「羅羅が誰かに意地悪をしたとする。その意地悪を、誰も見でねえ、誰も知んねえ。そう思っててもな、必ず見ている人がいんだど」「・・・誰?」「自分だど。自分を嫌いだと思うようなごどはしちゃだめなんだど。自分を好きだって思えるごどを頑張るごどが大事なんだど。」と答えるのです。羅羅ちゃんは、ママが悔しがったことを「リベンジ」として主人公の息子をいじめた事があったのでパパの言葉で目が覚めるのです。なんかね、ドロドロだからこそ、それを修復させるところがものすごく光って見えて、ああ、うちの家族も、そして私自身これからいろんな問題にぶつかるだろうけど、そのたびに、そのおかげで埋もれていた部分が光りだせるんだと思うとちょっと気持ちが楽になりますね。実は私も上の娘の幼稚園時代のママ友関係で大失敗してることが何度かあって、だからこそ、この小説に出てくるママたちそれぞれの気持ちに共感できて、意地悪もミエも嘘もすごく愛しく、可愛くみえました。どんな人にも悪魔のような感情があって、それは私にもあって、でも、どんな人にも天使のような感情もあって、神様にもらった小さな命の光が胸に輝いていているんですよね。幸せって、実は自分を好きだと思えることじゃないかな?そんな風に感じた小説でした。扶桑社ファンサイトファンサイト応援中

ウメッチョ   2011-06-27 01:10:48 提供:株式会社扶桑社

企業紹介

株式会社扶桑社

フジサンケイグループの総合出版社として、ESSEやSPA!などの雑誌から、一般書籍、扶桑社新書、扶桑社海外文庫まで、さまざまな本ををつくっています。

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