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新年早々に超短期のバイトを頂きました。その現場、全くの会話がなく、昼休み中もそれぞれ仕事をしている様子…だから、ちょうど読むのにいい感じでした。ゆっくりと、その現場のストレスすらも楽しく感じるように、この本を読ませていただきました。
幼いくらいのまっすぐな純愛と現代のゆがんだ恋愛が交差し、叶わぬ純愛と戻れない恋愛がどういう結果になるのか、ゆっくりとじっくりと読ませていただきました。
ひどく、嫌な展開になっても安心して読むことができたのは、主人公の2人に好感を持てていて、2人が変わらずにまっすぐだったからだと思いました。
全体的には、医者というハイクラスな設定がうそみたいと、出来過ぎに感じる部分が何度かあったのと、文章というより台本のように感じたところもありましたが、これも、最近はそうなのかなと感じる程度でした。
ラストは良かったです。幸せになってほしいけど、そうできないのでしょうか?
せつなさと、ありうるような現実と、それしかなかったのか、それが良かったのか…いろいろな余韻を味わいました。私にとっては好きな終り方でした。いっしょにしてあげられて、かなえられたので、安心だったのかも知れません。
面白かったです。ありがとうございました。
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まねきこねこ 2012-01-29 22:39:23 提供:株式会社扶桑社
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フジサンケイグループの総合出版社として、ESSEやSPA!などの雑誌から、一般書籍、扶桑社新書、扶桑社海外文庫まで、さまざまな本ををつくっています。