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本との出会いは、偶然でなく必然だと思っている私の手元に
こちらの【扶桑社新書】 内部被曝 肥田 舜太郎著
が、届きました。
まず最初に,この本をお書きになった
肥田 舜太郎
(ひだ しゅんたろう)先生ご自身も
広島で被爆をされても、95歳の今もお元気だそうです。
さて、この本の内容は7章の項目に分かれて書かれています。
1番始めの項目は
福島原発で何が起きたのかについて
本当に細かく書いてくれています。
今私が住んでいる所は、
福一原発から45kmくらいの所です。
地震当日、空を無数の自衛隊のヘリコプターが
騒音と共に原発の方に飛んでいったのは今でも忘れられません。
その後テレビに映し出された原発の姿は
想像を遥かに超えている物でした。
リアルに,本文に書かれている事を
体験しました。
さて、この本を読み終え感じた事を
少しお伝えしたいと思います。
まず今、1番気がかりなのは、
やはり、放射能の影響の健康問題です。
本文中にこんなデーターがあったのでちょっと
引用させてもらいました。
こちらのデーターは、
2012年1月25日に明らかにされた原発周辺の
18歳以下の子供さんの甲状腺検査の結果です。
今この結果を見て参考にできるのは
チェルノブイリで被爆した子供達しかいません。
その子供さん達は,かなりの確率で
しこりが癌に移行しているケースが多いそうです。
こんなのを見ちゃうと
心配ですネ。
母親にって自分自身の健康より
子供の健康の方が気になります。
今我家の庭でどう頑張っても
毎時0.2~0.3マイクロシーベルトくらい
の放射線量があります。
政府は除染をすれば、避難区域もまた住めるような事をいっていますが
この本の中では、
「低線量の慢性的な被爆は、高線量の短時間照射より
も影響が大きい」
という事を様々なデーターと一緒に書いてあります。
だから、外部被爆よりもっと怖いのは、放射能に汚染された食べ物を
食べる事で内部被爆をする事なんです。
それによって
低線量長時間被爆をズーーーットしているって事です。
政府は,「年間何ミリシーベルト以下なら健康に
影響はない」っていってますが
それは外部被爆であって内部被爆の事は
入ってない値なんだろうなって思います。
なんてこんな事を知ってしまうと
癌リスクが高くなっている子供の将来が心配です。
でも最初にも書きましたが
著者の肥田 舜太郎
さんは,被爆されながらも
95歳と言うかなりのご長寿です。
その肥田 舜太郎
さんが最後に
希望の言葉を言ってくれてます。
頼りになるのは医者でも薬でもなく自分自身、
被爆から逃れられなくても、
被爆の被害からは逃れられる生活をして
放射能に対する免疫力を弱めないように
自分の自己免疫力を信じ生活しなさいと…。
まさにその通りだなって思いました。
ちょっと長くなっちゃったけど、
今福島県に起きている事は他人事ではありません。
このようなことがもう一度世界や日本で起きたら
もう人間が住める所が無くなる可能性もあります。
どうか皆様も一人一人放射能について
キチンと勉強して,本当に原発が必要な物なのか
この機会に考えてみて下さい。
株式会社扶桑社
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miss creo 2012-04-28 07:53:05 提供:株式会社扶桑社
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フジサンケイグループの総合出版社として、ESSEやSPA!などの雑誌から、一般書籍、扶桑社新書、扶桑社海外文庫まで、さまざまな本ををつくっています。