『最後から二番目の恋』（みこち☆さんの口コミ（クチコミ）・レビュー）

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【扶桑社新書】最後から二番目の恋脚本／岡田惠和ノベライズ／蒔田陽平

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『最後から二番目の恋』

モニプラさんから『最後から二番目の恋』を頂きました

これは今年１月～３月に放送されたドラマ『最後から二番目の恋』の小説ver.です

主役は小泉今日子さんと中井貴一さん。（ダブル主演）

ＴＶ局の独身ドラマプロデューサー・吉野千明（４５）を演じるのは小泉今日子さん。

独身女友達３人で鎌倉に古家を買い、一緒に生活しようという約束をするものの
裏切られて結局一人で住むことに・・・・

お隣さんの長倉家と繰り広げられる大人の恋愛青春劇。

中井貴一さん演じる長倉和平（５０）は、妻を事故で亡くしたシングルファザー。

１１歳の長倉えりなを育てている。

長倉家の次男である長倉真平（３５）は、自称「天使」な明るくて優しい男性

「世界中の女性を幸せにしたい」と思っていて、特定の女性とは付き合わない主義。

それにはある理由があって・・・・。

私の大好きな坂口憲二さんが演じていました。

真平は、内田有紀さん演じる長倉万理子（３５）と双子。

ショックを受けると、部屋から閉じこもって出てこなくなるんだけど
そのたびに兄弟や千明が説得に

飯島直子さん演じる長倉典子（４５）は夫と熟年離婚。

夫と息子に相手にされず熟年離婚するものの、その後も夫の家（水谷家）で
暮らすというちょっと不思議な長倉家の長女。

恋と仕事に疲れた４０～５０代の男女が繰り広げる恋愛ドラマはとてもリアル。

「ありがたくいただきなさい。４５にもなったら、据え膳食わぬは女のはじなのよ！」

とか

「大人って、淋しすぎると笑っちゃう。」

とか

「もしこれから恋をするとしたら・・・・それは最後の恋だと思うのはやめよう。」

とか。

印象的なセリフ、文章が多く、そしてなぜかとても寂しい。

「好きだ！愛してるー！！」展開の若い世代とは違った大人のリアルな恋。

私も３０代女性なので、いろいろ共感できることが多かったなー。

面白いんだけど、何か物寂しい読後感が残る小説でした

ドラマが好きだった方も、ドラマは見ていなかった方も読んでみて下さいね

著者：岡田　恵和　　

脚本：蒔田陽平

発売日：２０１２年３月２３日

定価：￥１１５５円（税込）

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