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男の子を伸ばす母親は、ここが違う!  松永暢史●著

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オチンチン力!

 
半月ほど前からかな~
 
ノビ太がやたらめったら乱暴というかなんというか、とにかく朝から晩までノビ子にイジワルというか。
 
ノビ子が持つものは何だろうと取ろうとする!あれもこれもボクのもの!
何でも自分優先、ボクが一番、ボクの言うことを聞けっ!
気の強いノビ子も負けてはいないので素直に言うことを聞くわけもなく、
結局叩く、つねる、蹴る、突き飛ばす…
 
 
で、ノビ子泣く→わたし激怒!!!
 
 
が何度も何度もリピートされる毎日です。
どーしたことだろか。
 
繊細で小心者といえど男の子だから
やっぱ手が出るのはしょーがないのかなとか、これも成長なのかなとか思うけど、
ノビ太には前のような優しいおにいちゃんのままでいて欲しかったな…。
 
繊細な心の持ち主だと分かっているだけに、怒りまくるのも気が疲れるし、
どうすればこの母心を分かってくれるのか頭を悩ませる~。
 
 
んで少し前になりますが、こんな一冊を読んでみた。
 
 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
「男の子を伸ばす母親は、ここが違う!」 松永暢史著
 
 
「女親にとって、男の子を育てるのは大変な難行である」
ってうたい文句にハッとさせられ、

「どうしてチョロチョロするのか?」「どうして言うことを聞かないのか?」
「いくつになっても落ち着きが無いのは精神的に問題があるのか?」などなど
理解できないことばかりであるが、そこには“男・女”という大きな障壁が存在する。

という文を読んで、そうなのか!
今まで‘自分の子供たち’としてノビ太とノビ子を同じ子供としてしか見ていなかったけど、
そういえばノビ太とわたしは異性。
叱り方ひとつにしても、ノビ子とは普通に通じ合ってることがノビ太とは通じ合えてなかったのだ!
 
と気付かされました。
 
 
ちなみに目次は、
 
 
*****
 
第1章 学ばせる
1.本格的な勉強は十四歳以降でよい 
2.受験産業を盲信すると子どもを壊してしまう 
3.学校を盲信すると、騙される 
4.好きなな教科をこそ、究めるべきだ 
5.本当に大切なのは国語力 
6.「正しい音読」で国語力が飛躍的に上がる 
7.「ママ友」情報は真に受けちゃダメ 
8.「調べてごらん」が子どもの好奇心を刺激する 
9.親が自分の学歴をベースに子どもの志望校を選ぶと、悲劇を招きやすい 
10.外出時、常にヘッドフォンステレオをつける子は勉強ができない 
11.進学塾よりも家庭教師 
12.わが子に合った家庭教師の見つけ方 
13.親の会話力が、子どもの国語力を引きだす

第2章 しつける 
14.男の子は「理屈」で納得させよう 
15.男の子には「怒り」よりも「冷たさ」が効く 
16.子どもの言い分をすべて信じるべきではない 
17.家事を手伝わせると、学習効率が上がる
18.男はカラダで学習する
19.キャンプをさせよ 
20.「ゲーム」をさせよう 
21.“美しいもの”は絶望を遠ざける 
22.男の子を育てるには夫婦の会話が必要 
23.手づくり料理が不登校を防ぐ 
24.“口だけオババ”の言うことを聞く子はいない 
25.反省しない親は開き直る子どもをつくる 
26.親の薄いリアクションに、子どもの心は閉ざされる 
27.「ウソ」を正しく理解している子どもは、選択問題で迷わない 
28.“東大神話”は本当か? 
29.男の子にとって“人生の意味”とは何か

第3章 はぐくむ
30.詰め込み学習は健全な好奇心を奪い去る 
31.無目的な勉強に打ち込める男は権威主義者になる 
32.男の子は“オモロイこと”を見つける天才だ 
33.習い事が多すぎると、無責任な人間になる 
34.少子高齢化社会、他者愛の習慣が生きる意味を与える 
35.子どもを新興宗教やオカルトから守れるのは、親の倫理観だけ 
36.教育の基本は「観察」にある 
37.女の一人っ子より危うい男の一人っ子 
38.わが子をひきこもりにしないために 
39.男の子の根本は「オチンチン力」である 
40.世代交代ができる男に

*****
 
 
というラインナップで、たぶん同じく男の子をお持ちのお母さん方には
ヒッジョーーに興味深いのではないでしょうか。
わたしは特に第2章、第3章は読むのがすっごく楽しみでした。
 
第1章は「塾が-」とか「公立校が-」とかって内容なんで、
たぶん中学生ぐらい?のお子さん対象のはなしなのでまぁ参考程度に。
 
以前「絶対に叱ってはなりませんよ」という育児書に一時なるほどーと思っていたけど、
実際子育てをしていて‘叱らないなんて無理。ていうか全く叱らないなんて違うと思う。’
と感じ、自分が正しいと思うように、ちゃんと叱って育てよう!と思いなおした。
 
が、じゃーどうやって叱ればいいだろう。問題は叱り方だな、
と思っていた解答が、この第2章にあったように思う。
 
わたしの言葉ひとつでも、ノビ太とノビ子の捉え方や響き方はこう違うのかとか、
女の子にはこういう風に男の子にはこういう風に、叱り方も工夫してやらなきゃいけないんだとか、
その他日常的に取り入れやすい方法のしつけ方が紹介されていて読み甲斐あった。
 
 
第3章からは少子高齢化とかオカルト新興とかひきこもりとか、
現時点でピンとこない内容もあってやや読みづらかったけど、
男の子の根本は「オチンチン力」であるという話にわたしとノビ太との間にある
壁というか境目?のようなものを感じた気がする。
 
オチンチン力とは、簡単にいうと男の子のチョロチョロする能力。
余計なことをする力。とんでもないことを思いつく力。
でもこの力こそが、男の自主性、自立性、創造性、知性、行動力の源なのです。
 
これを読んで、
ノビ太が生まれて「この子にはのびのび育って欲しい」と思っていた気持ちを思い出すとともに、
それなのにここ2,3年そうしてやってこれなかったんじゃないか、
ノビ太の良いところや自由な成長を潰してきてしまったんじゃないか…と反省しました。
 
よく遊びよく学べ。
 
これからは叱り方にも気をつけるとともに、
いかにもなしつけ方じゃなく日常の色んな係わりから子供たち自身に学んでもらって、
ノビ太とノビ子の良いところを好きなように伸ばしてやれたらいいなと思う。
 
もうすぐ夏休みもおわり。
また園生活でイロイロ心配になることもあるんだろうけど、
とにかくノビ太自身を信じて、任せて、伸びていく自由を与えてあげよう!
 
めったに育児書って読まないわたしだけど、
またいつか迷いはじめた頃にこの本も読み返してみようと思います。
 
 
 
 
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