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扶桑社からのモニターで、「絶対零度 未解決事件特命捜査」 Season1 のノベライズ本を読みました。
私、このドラマは、面白そうと思って観ていたのですが、夜に出かけることが多いので、半分くらいの話しか観ることが出来ませんでした。でも、このノベライズ本で、カンペキになりました。(#^.^#)
9つの話が入っていて、それぞれ、決着が付くので、気持ち良く読めました。良く、短篇集があるでしょ。あんな感じです。そして、内容は、基本に忠実で、起承転結で綴られています。だから、とっても読みやすいんです。でも、ちょっと面白みが無いかな。読みやすいし、ノベライズとして、TVの補助として読むには最適なのですが、読書を趣味にしている人には、ちょっと基本に忠実すぎて、面白みが出ないかなって感じでした。
主人公のカメこと桜木泉をTVでは上戸さんが演じられていました。小説を読んでいても、彼女のイメージが浮かんできます。新人で、ちょっとドン臭くて、でも色々な考えに惑わされることなく事件を正面から見つめて解決していく。そんな彼女の素質を見抜いた長嶋特命対策室室長は、大切な素材として、成長を見守っていくというお話です。
それぞれの話について書いてしまうと、面白みが無くなってしまうので書きませんが、どの話にも、人間というものの不完全さ、貪欲な心、そして後悔する心が描かれていて、なんとも言えない悲しさと、暖かい慈悲の心を感じられます。
私、あまりノベライズ本は読まないのですが、結構、良いですね。ドラマで見逃した回は、このノベライズ本で、十分、埋められました。読んでいて、ちゃんとキャラクター設定がしっかりしているので、自分の頭の中で映像化出来るんです。だから、ドラマを観たような気分になれる。観た回と比べてみても、ほとんど一緒なので、観ていない回も、私が想像した通りの作りなのでしょう。
それにしても、このキャラクター達、個性が強くて、面白いですね。特に、上戸さんが荒っぽい刑事と一緒に動いていくところが、ギャップがあって不思議と楽しめます。宮迫さん、上手いですね。殺されちゃったけど・・・。そういえば、シーズンのノベライズ本には、その話は出ていなかったなぁ。シーズン2ですかね。
今やっている、新作ドラマの絶対零度は、潜入捜査となり、宮迫さんが殺された事件を追いながら、他の個々の事件を解決していくというもので、こちらも楽しいです。このノベライズの未解決事件特命捜査は、個々の話と桜木の成長を描いていますが、新作の潜入捜査は、一本の事件を追いながらの個々の事件解決なので、また違った楽しみがあります。どちらかというと、私は、大きな敵と戦いながら成長していく新作の絶対零度の方がお気に入りなんですけど、このノベライズ本を読んで、未解決事件特命捜査も、こんなに奥深かったんだなぁと、改めて楽しめた次第です。
今回、ノベライズ本を読んで、ちょっと認識が変わりました。ドラマなどの確認の為にノベライズを読むのではなく、空いてしまった隙間を埋める為と、映像では現れなかった、個々のキャラクターの深い心情を汲む為に読むんですね。基本の設定は目で見て、肉付けを本でするのだということを、新しく知りました。
これからも、ちょっとノベライズって、読んでみようかなって思いました。今回は、とても良い経験をさせていただきました。みなさんも、ちょっとノベライズって、読んでみたら面白いかもよ。(´▽`)
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ゆきがめ 2011-09-10 00:12:50 提供:株式会社扶桑社
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フジサンケイグループの総合出版社として、ESSEやSPA!などの雑誌から、一般書籍、扶桑社新書、扶桑社海外文庫まで、さまざまな本ををつくっています。