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さてさて、やっと読みました。
ブックレビューです。
親の計らい(曽野綾子・著)
曽野綾子さんの著作を読むのは、これが初めてです。
まず、全体的な感想としては、まだあまり自分の中で理解しきれていない部分がたくさんあります。
これは新書という部類に入るのでしょうか。書いていることが少し難しいです。
ひとつのテーマについて、曽野綾子さんがこれまで書いてきた本の抜粋をまとめた一冊のようなかんじになっています。
帯に大きな字で載っている「表裏のある子に育てる」ということに関して。
決して悪い意味ではなく、幼いうちから親に対する態度とその他の外部の人間に対しての態度を柔軟に変えることのできる子どもの良さ、ということではないでしょうか。
最近は、誰に対してもため口で話子どもが確かに多いです。でも、そこでしっかりと敬語を使える子の方がよい。といった感じかな?
それを「裏表のある子」と表現しているのだと思います。
次に、検索ワードによく挙がる「子どもにとって親は”土”である」ということに関して。
子どもは親の背中を見て育つとよく言われますよね。
親の一挙手一投足がそのまま子どもに受け継がれると言っても過言ではありません。
自分の育った家庭が、そのまま大人になった後の自分が作る家庭の理想像になったりします。
親は子どもの自己の確立に関して、決して直接的ではないけれど大事な影響を与えるものだ。といったことでしょうか。
第一、私個人の見解としては、親の計らいといっても子どもにしてやれることってすごく限られているんだと思います。親だって未完全なものなんだから、親自身もしっかりと自分を高める努力をし続けなければならないと、そういったようなメッセージを感じました。
まだしっかりと自分の中に落とし込めていないので、曖昧なことしか言えませんが、大まかにはこういった解釈をしています。
正直著者の方の考えは、広く世の中に受け入れられるようなものではないかもしれません。でも、こういったものの見方もあるし、これはこれで間違ってはいないのではないでしょうか。
最初に書いた通り、抜粋をそのまま掲載されたような文体になっているので小説が入ったり説明文のようなものが入ったりと、個人的には少し読みづらいです。
もう一度しっかりと読み直してみたいと思います。
また違った感想を持つかもしれないので、その時にはまた改訂版を更新します。
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【扶桑社】親の計らい 曽野綾子・著
KUMA 2013-07-04 17:16:13 提供:株式会社扶桑社
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