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【扶桑社文庫】オッス!トン子ちゃん タナカ カツキ/著を読みました。一見、昔の漫画の復刻版に見えるけど、そういうタッチなだけで設定は現代に様子。話の中で兼末健次郎の頃の金八先生を放送してるから。それなりに前なのかな。タナカ カツキさんといえば、バカドリルが好きだったなあ。ちょっと小太りでドジなフリーターの女の子・トン子ちゃん。 そんな彼女が行きつけの喫茶店「待夢(タイム)」でたまたま手にした本が 「岡本太郎の世界」。そこに収録された岡本太郎の作品群に衝撃を受けたトン子ちゃんは、 閉館後の岡本太郎美術館に忍び込む。実物のあまりの迫力に失神寸前....。 単純なギャグにとどまらず、さまざまな教示に満ちた懐かしくて新しいコミック全9話。という紹介文がついています。トン子ちゃんは見た目から受ける印象と違って、ちょっとひねくれて斜に構えたところがある女性。彼女をとりまく人々との関係を通し、ストーリーは展開していきます。ラブコメ、アート、ギャグなどいろいろな要素がちりばめられていて、まるでミックスジュースのような漫画です。それぞれの要素単独では出しえない味が出ているのが魅力かな。岡本太郎やモネ、レンブラントなどの作品も重要なパーツとして登場。ミックスジュース的な良さがある反面、どういうスタンスでいいのか戸惑ったし、どっちつかず感があって、すごく笑えたり泣けたり、ためになったりもなかったのですが、まあ、そういう感じを楽しむものなのかも。でも、妙に後を引くというか、続きが読みたくなるような作品でした。最後の次章予告はフィクションとのことでしたが、2巻3巻もあるらしい。うーん、気になっちゃう。知らぬ間にはまっちゃうような独特の個性がある一冊でした。興味のある方はどうぞ漫画レビューオススメ漫画 これは読んどけ!扶桑社ファンサイトファンサイト参加中
pine 2012-07-18 15:32:52 提供:株式会社扶桑社
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フジサンケイグループの総合出版社として、ESSEやSPA!などの雑誌から、一般書籍、扶桑社新書、扶桑社海外文庫まで、さまざまな本ををつくっています。