「息を吐く」という動作を練習させたくて購入したこちらのダイエット器具でしたが、大人のダイエットに使う専用の商品ゆえに子供には後負荷過ぎてなかなか使えずにいましたが最近どうもブームが到来したようで、これを吹きながら歌を歌ったりしています。
その歌が以前通っていた音楽教室の音楽療法の先生がピアノで弾いてくれていた曲なのです。
懐かしい!
というか、2年も前に習った曲を覚えていたということに驚きました。
車で10分くらい行ったところに障害児専門の音楽教室があってそこでは音楽療法を受けることができました。と、言っても内容はもともとがピアノ教室だったのでピアノの先生がピアノを教えてくれるという内容でした。音楽療法専用の器具を使ったりもしたけれど、どちらかというとリトミックっぽいことが多かったような気がします。
その後通い始めた児童発達支援センターのカリキュラムに音楽療法があったのと、先生とのスケジュールの兼ね合いなどで通わなくなったのです。
最初の頃は変化を感じたりしたので「音楽療法すごい!」となったのですが、終わりのほうはどちらかというと「知的に遅れているから」と感じた先生がピアノを教えることよりもお話しをしたり抱っこして遊んだりという時間に重点をおくようになってしまったせいか、子供が不機嫌になることが増えて先生は余計にあやすことに時間をかけるというような悪循環に陥ってしまいました。
子供はピアノを弾きたがっていたのですが先生にはそれが伝わらなかったみたい。うちにある小さなキーボードではなく体にビリビリ音の振動が伝わってくる大きなピアノが大好きだったんです。
脳性麻痺の子供はいろんなところで「知的にも遅れていて何もできないし何を言ってもわからないだろうから、何をしても無駄だから何もしないでもいいだろう」と思われがちです。たくさん勉強している先生であっても、そういう判断をすれば楽ができるので人によってはそういう対応をされることも多いと思います。
でもこの笛を吹きながら歌っている子供を見て、あんなにボーっとして身動きの取れない見るからに障害児らしい障害児だった時期に聞いていた音楽を2年以上経っても覚えていて歌うだなんて油断できないことだと思います。
まだ手に麻痺が根強く残っていて、スプーンやペンなども上手に扱えるようにはなりましたが、楽器を弾けるほどではないです。ただ音楽を聴くこと自体は大好きなので、スピーカーから聞こえてくる音ではなく生の演奏をできるだけ聞かせてあげることで発達の助けになればと思っています。
身体障碍者手帳で行ける場所は美術館などが多いですが、コンサートなどもあればいいのにとよく思います。
良い先生との出会いがあればまたピアノを習いに行ってみたいと思います。
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