父親はカレー屋でした。残念ながらカレー屋は失敗し、今は別の仕事をしています。カレーの味に対するこだわりも無く、カレーソースは市販のルーから作った一種類だけ。メニューは、トッピングのバリエーションで増やす、といった、古いスタイルのカレー屋でした。カレー屋を始めた理由も、カレー好きな私にとってはとても腹立たしい理由で（ここには書けませんが）いつも父親とは口喧嘩をしていました。↓この二つはわりと美味しかったメニューです。コロッケはじゃがいもから手作りしたもので、市販の冷凍食品のコロッケとは全然違う美味しさでした。その分値段がかさみ、コロッケのわりに高額だったので不評でしたが。写真のカレーは小さく見えますが、コロッケがデカいのでそう見えるだけです。カレーのトッピングにしては分厚いステーキをどどーん！と乗っけたカレーです。もちろん国産の美味しい牛肉です。ステーキまるごと１枚が乗ってるのに９８０円。。。自分でステーキ焼いても９８０円いくよね。ハンバーグカレーも手作りハンバーグが乗っていて美味しかった。国産の肉の塊を仕入れて、店でミンチにして、手ごねで作ったハンバーグ。そのこだわりを何故カレー自体にそそげないのか。「揚げ物美味しいんだから、揚げ物屋になれば？！」とか「インスタントカレー出してる店なんて安くても行きたくない！」とか、さんざん喧嘩しました。今は借金の返済のために夜に働いているので、顔を合わすことはあまりなく喧嘩はしませんが。外食もあまりしないし、考えも変えない頑固な父親です。カレー好きでカレー屋によく食べに行く娘がいるんだから、少しくらい意見を聞いてくれたっていいのに。今でもむかつくし、お母さんがかわいそうだし、キーっとなるけど、家族だからなのか自然と協力しちゃうんだよね。とりあえず、もうすぐ借金の返済が終わるそうなので、来年の父の日は素直に感謝（？）できそうです。a href="http://monipla.jp/bl_rd/iid-13926491784df95e911c410/m-4da2e26e8aabb/k-2/s-0/" rel="nofollow">【通販限定商品】「激辛道場ビーフカレー180ｇ」400名様モニター募集！

ちみみ 　 2011-06-20 01:38:06 提供：日本食研株式会社