愛媛県産の豚肉を昆布だしを使った調味液にじっくり11日間漬け込み、自然に味を染み込ませています。また、お肉の仕入れからお届けまで、冷凍を一切かけていないので肉へのストレスが少なく、豚肉本来の旨味を味わうことが出来ます。ギュッと濃縮された旨味とトロッととろける脂の甘み。噛みしめるたびに口いっぱいに幸せが広がります。本当に美味しいベーコンが食べたい!という方。ぜひ試してみませんか?そんな話を聞けば元来、燻煙したものが好きな自分であるからして、喉から手が出ること必至。そんな願いが通じ、此度試食の機会を得たのがコレ。有名な日本食研(激辛ファンサイトファンサイト参加中)さんが展開する通販事業「プロージット」の品だ。これ400グラム、ズシッと幸せな手ごたえ。素直に味わうならステーキが一番。ワインも冷え頃、さっそく焼いてみる。どれだけ美味しいかは、見た目でご想像あれ。皿に盛るのさえもどかしく、お行儀よろしく、フライパンでジリジリ焼けてるこれに、直接フォークを刺したほど。その旨さ、具体的に聞かせろと言うなら、冒頭のセールストークをご参照あれ。ちょっと違うとすれば、脂身の食感はトロリというか、よい具合にモチモチもしていて飽きのこない味わいだ。・ ・ ・こんな旨いベーコンであれば、その味が引き立つようなシンプルな料理にも良いだろうと思い、後日はこんなものを。春キャベツはくし切り、ベーコンはスライスして。さあ、日本酒も冷え頃になったので酒蒸しにしてみた。味付けは少量の粗塩と粗挽きコショーだけ。何しろベーコンのもちっとした存在感が良く、キャベツを引き立てる。素材が良いと料理がラクだ(笑)・ ・ ・またまた後日。久しぶりに暖かだったせいで、まずビール!という夕刻。ビールにはコレでしょ。とばかりに、どうしても作ってみたかった。せっかくの良いベーコンの用途としてはどうなんだろうと思いながらも、出来上がったのがコレ。お馴染み、ジャーマンポテト。ベーコンはそこらへんに売っている品であれば、カリカリにしようとすると自らの脂(油)で身はみるみる焦げて燃えかすのようになるが、プロージットのそれは締まった身によほどの脂が蓄積されていると思われ、瑞々しさが絶えない。大体にして、カリカリにするということが容易でないのだ。良い豚なのだろうと推察できる。イモは蒸しから炒めに至る部分を丁寧にこなし、バターを溶かし込んだりもしてけっこう旨い。炒め上がったベーコンの余分な油を除き、イモと混ぜ合わせて出来上がり。焦げてもなおもちもちとした食感のあるベーコンで作ったジャーマンポテトは、しみじみと旨いのである。おかげでビールも美味しい楽しい食卓となったのであった。・ ・ ・ちなみにプロージットとは、ドイツ語で乾杯の意味だとか。飲兵衛のアタシにゃ何とも良い響きである。
投稿日時:2012/04/24
: 口福論
提供:日本食研株式会社