世の中にはいろんな“生”が溢れている。生クリーム、生チョコ、生キャラメル、生野菜、生卵、生ビール、ｅｔｃ．“生”と聞くと何となく新鮮なイメージがあるよ。だけど生の石鹸は聞いた事がなかった。生石鹸。そんなのもあるんだね。防腐剤や凝固剤などの品質安定剤の品質安定剤が入ってない、発泡剤も入ってない肌に優しい石鹸。というわけで、大阪セシボンさんの洗顔石鹸を試してみました。http://monipla.jp/bl_rd/iid-6610266024de332393bf44/m-4de8c0a8db723/k-1/s-0/この石鹸のコンセプトは「お肌に不要な成分は一切使用しない」というものらしいです。元々、洗顔に石鹸を使ってる私。その方が余分な物が入ってない気がするから。この石鹸の成分も、パーム核油、水、オリーブ油、ブドウ種子油、水酸化Ｎａ、パーム油、ミスチリン酸Ｋ、シルクのみ。無添加である分、特に香りはしないし色も薄黄色で、“キレイになれそう”な雰囲気は漂ってないけどね（笑）。でも洗顔で美肌をつくるはずが、余分な成分のせいでかえって肌を痛めてしまうよりずっといい。大事なのは中身。で、感想。数日間使っての感想です。添付されてた説明書きにあった通り、柔らかめで溶けやすい感じです。水切りの良い石鹸置きで保管してるのですが、それでも溶けやすいような。お風呂場に置いてる自体が良くないのかな。まあ、これが凝固剤が入ってない証拠なんだろうね。この柔らかさが“生”と銘打たれてる所以なんでしょうか。泡立ちは良いです。洗顔ネットを使うと難なく泡立ちます。でも今まで使っていた石鹸同様、コシのない泡ができます。「大阪セシボンの上手な泡の立てかた」と書かれてた通りに試したのですが、毎回柔らかい泡になってしまいます。コシのない泡が出来るのは水分が多いからみたい。あんまり濡らさず水分少なくしてるつもりなんだけどな。ってこれは単に私が不器用なだけかもしれません。洗顔後は肌がしっとり。つっぱる感じは全くありません。まだ数日使っただけなので、これで劇的に肌が変わった！というのはないです。でも“自然派”“無添加”と謳いつつ実際は無添加とは言いがたい成分が入っている商品も多い中、良心的な商品だと思います。ただ、世に洗顔石鹸という物が星の数ほど出回っている現在、絶対これ！と他に目移りしないとは言い切れないです。ずーっとこれ！と言えるまでの強み、他の物を追随させない絶対的な良さ（それが“無添加”なんだとは思いますが、それだけではまだ弱い気が・・・）があったら尚いいなと思います。化粧をしてない“生”の肌でもキレイでいられるように。

ひこうきぐも 　 2011-06-25 01:27:23 提供：グラース・グラース