農薬と聞いて消費者の多くは「体によくない」「農薬を使わない野菜を食べたい」などが多く、「必要で役に立つもの」と考える方は少ないでしょう。　もちろん、農薬は悪い面（特に過去には）もありますが、農薬が活躍した場面も多くありますし、悪い面を少なくする努力もされています。女農薬の定義女　「農薬とは、虫、菌を殺し、草を枯らすもの」と考える方も多いでしょうが、少しずれています。農薬取締法では「農林産物を害する動植物（昆虫、菌、ねずみ、雑草など）やウイルスの防除と農林産物の生理機能の増進、抑制をする薬剤のこと。さらに、薬剤だけでなく天敵等の微生物も農薬」とされています。・減農薬栽培・減化学肥料栽培農産物 化学合成農薬又は化学肥料の使用を、通常使われる回数又は量を50％以下に減らして生産された農産物。近年、作物の品種改良、土つくり、栽培方法、新型農薬の開発が進み、より消費者の意識に近づいています。 ・無農薬栽培・無化学肥料栽培農産物 農薬又は化学肥料を使用しない栽培方法により生産されたもの。当期作において農薬又は化学肥料を使わなかったとし、前作までの農薬の使用状況は問いません。 ・有機栽培農産物 化学合成農薬、化学肥料及び化学合成土壌改良剤を使わないで、3年以上を経過し、堆肥等による土作りを行って収穫された農産物を言います。平成11年のＪＡＳ法改正を受けて、平成12年に有機農産物及び有機農産物加工食品の特定ＪＡＳ規格を定め、規格に適合するかどうか検査を受けた結果、合格したものが有機農産物と表示できる制度が導入されました。栽培に大変な労力を要し、認定される為の調査費用や手数料の関係上、販売価格が高くなります。 添加物と農薬で問題が多発しているものの、これらは法的にかなりの規制が掛かっています。私は、今の状況でも、健康への影響は全く無視できるレベルと思っています。それよりも有機無農薬が好まれる中、農薬ではなくて農薬の代わりに使用される物が多く存在し、食品添加物と同様の成分を添加物よりはるかに高濃度に含んでいながら食品として流通しているものがあり、これらに法的な規制がほとんど掛からないという部分に非常に危険性があると考えます。このような物が、身体に良い、疾病を予防するという印象を売り物にしていることも多々あります。法的規制がかからないため、成分等の表示などもお粗末で、安全性試験などほとんど無いでしょう。食品成分で多ければ多いほど良いものなどありません。どこかで害が出てきます。　発ガン性の試験をすれば、天然物の半数程度が陽性になるだろうと言われていますが、同じ物を抗ガン性の試験をすれば、大部分が効果があると出るのではないかと思います。活性酸素消去能や抗酸化性もほとんどの植物にはあるでしょう。試験も数万円で出来るものから、億単位のものまで様々です。かなりの素材で、試験の組み方で結果を正反対に出来るでしょう。このような事情も踏まえて、食全体の安全性確保への動きが出てきてほしいものです。有機栽培・京都宇治茶 『金の雫（煎茶）・抹茶入り玄米茶』モニター募集　←参加中


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miu 　 2010-06-29 16:03:04 提供：グラース・グラース