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あおむしのラブリンがトンボやバッタなど、 自分以外の虫に憧れながらも美しいアゲハチョウになるお話です。
布による「キメコミ」という技法を使って表現したついつい触ってしまいたくなるような温かみのある絵本です。
絵本 ないものねだりのあおむしラブリン レビュー
〜我愛し者良き大人になりけり〜
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妙にネタバレがあります。気になる人は閲覧を避けて下さいな。
●絵本『ないものねだりのあおむしラブリン』とは?
届いて読んでいたのにレビューしていませんでした、すいません。
さて、『ないものねだりのあおむしラブリン』とは、作詞としてつかさじゅんさん、『キメコミ』という表現を使ったかわくぼみさとさんらによる絵本の事です。
生まれたばかりの小さな青虫、ラブリンが色々な虫たちと触れあい、“自分にはないもの”にとても羨ましがりながらも、大人になっていくお話。
子供向け絵本だけど、大人が見るとまた感想が変わるんだよね。
というわけで、今回はこの絵本をレビューしてみるよ。
●絵本『ないものねだりのあおむしラブリン』あらすじ。
まぁあらすじをざっくりと。既に述べているけど( ̄◇ ̄;)
葉っぱの上に乗った卵から、小さな青虫が生まれる。
その小さな青虫は、太陽から“ラブリン”という名前をもらう。
ラブリンは虫の森を歩いて行く内に様々な虫たちと出会う。
トノサマバッタ、カブトムシ、テントウムシ、トンボ、カマキリ等、出会う虫は様々。
出会う虫たちを見て、ラブリンは“自分にはないもの”を非常に羨ましがるようになる。
ラブリンは、太陽にお願いをする。「僕なれるかな?今まで会ってきた虫たちにしか無いものを持った大人に」
太陽はこう返答する。「“ないものねだりのあおむしラブリン”。ゆっくり眠りなさい。そして今度目を覚ました時はきっとビックリするよ」
次の日、それはそれは美しいアゲハチョウになっていた。
太陽は優しく言う。「みんなと違っても良いんだよ。自分を一番好きになれたなら、素敵な大人になれるんだ」
…こんな感じ。一部台詞変えております。
●絵本『ないものねだりのあおむしラブリン』レビュー。
開いてみて、圧巻だったのは、かわくぼみさとさんが魅せた、『キメコミ』という表現。
これは、たぶんフェルトか何かで絵を表現し、立体感が出せるように紙に印刷をかける手法だと思うのだけど、これがまた触りたくなる(* ̄▽ ̄)
初め、飛び出す絵本なのかと素で思ったよ(笑)
さて、本編の方だけど、太陽…お日様の言っている事は非常に正しいわ。
「皆と違っても良い。自分を好きになれるのなら素敵な大人になれるんだ」と言う事。
今の時代、「元々特別なオンリーワン」な時代になっているよね。
つまり、個性社会となったわけだけど、皆と違う自分を演出する事に何も悪くはないと思う。
だからって過剰表現はNGよ?
素敵な大人になるには、自分自身が好きにならないといけない。
そういう意味では、お日様の言っている事は正しいね。
絵本なのに、深く考えさせられました。
●総合評価。
子供の頃に見ていたものが、大人になってみるとまた違ったものが見えてくるってのは大人になれば誰がしもが分かる事。
子供の頃に読んでいた絵本は、今大人になってみるとどんなものが見えてくるのか?
なんだか、ふとそんな事を考えてしまったよ。
昔読んでいた絵本を取り出してみようか。
子供には是非とも読ませるべき絵本だと思います。
と言いますか、なんだか今の幼稚園生活になじめない子供さんに読み聞かせてあげるとグッドかもね。
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ソルティス 2010-08-11 00:37:56 提供:株式会社グリーンキャット
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