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今日(10月9日)岐阜で第67回国体(清流国体)が無事?閉幕した。私の人生の中で約半世紀前の第20回岐阜国体は想い出深い。運動部に入ったのは、従兄に薦められて高校1年生の時に初めてテニス部に入ったが、夏休みの練習があるのを知らなくて、一度も出なかったので半年持たずに首になってしまった。その頃のマイブームはサイクリングで、自転車の雑誌で東京オリンピックに出た選手の写真や自転車が載っていた。選手には興味はなかったが、自転車が美しいので、クストーの『沈黙の世界』を観て以来、虜になっていたアクアラングは、四国に空気を詰めてくれるところが無いので諦めて、自転車の設計を趣味とした。今でこそ、日本のシマノやダイワはトップブランドになっているが、その頃はまともな部品はほとんど無くて、部品入手に奔走し、やっとロードレーサーを一台組み上げた。組み上げた以上乗ってみたくなり、サイクリング愛好会で、車の少ない朝の5時頃に競輪場に行ったが、プロ選手が来ると追い出され、仕方なく出来立ての産業道路に行って練習したものだ。
その頃サイクルバッジテストが始まって参加した。NHKで競輪選手の登竜門、競輪学校に合格までのドキュメンタリーで、確か『1分24秒の壁』をやっていた。どちらも千メートルのタイムを競うもので、バッジテストに行くと、競輪選手の親方が、競輪学校を目指す私と同年代の少年を10名ほど集めて練習していて、そのスピードに気後れしてしまった。しかし実際には殆どが1分24秒に届かない。自分の番になって、自転車に乗ったが、競輪選手の親方が『あんたら進学校のお坊ちゃんらが、何がしたいんよ!』と笑ったのでスイッチが入ってしまって、歯を食いしばって走ったら、あっさり1分19秒9と県新記録のタイムで、一般も含めてただ一人1分20秒を切って、国体の代表になってしまった。今では、女子選手でも10秒以上早いタイムで走り、オリンピック男子では1分そこそこまで来ているので、笑ってしまう人も多いだろう。
岐阜では、皆さんに大歓迎されて、競技もオリンピック選手と一緒に走ることができたが、予選で敗退して、後は最終日のロードレースの応援をして帰るばかりの予定だった。しかし、ロードの正選手が練習中に転倒して入院してしまい、急遽ロードレースに参加することになった。各県2名で72名の選手が走り最初はどこを走ればいいかわからなかったが、兎に角もう一人の正選手について行けば良いと言われ、彼らは伝統ある自転車部のある高校なので、ひたすらついて行ったら、またしても途中で転倒してしまい、民家の軒下に転倒したまま構わず行けと手を振っていた。幸い岐阜国体のコースは坂が少なく、気が付くと先頭集団10名に入れたので、これまた奇跡が起きるかと思ったが、考えが甘かった。先頭のオリンピック組が、腹が冷えないように巻いていた新聞紙をちぎって投げ始め、数名が落車(転倒)してしまい、そこに突っ込んだまでは覚えているが、後は分からず、バイクのおじさんがガンバレではなく、大丈夫かと聞いいて来て、気が付いて何とかゴールした。何と順位は36位とちょうど真ん中であった。ゴールで待機していた救急車で即大垣市民病院に運ばれ、切れた頭を縫って、脳内出血の検査をしたが、幸い1週間で退院でき、最初に転倒した選手と一緒に、無事帰ることができた。
私の唯一の青春の想い出である。あの頃お見舞いに来てくれた高校生たちも、もう60台半ば、今回も、変わらぬ声援を送ってくれたことだろう。感謝!感謝!
玉露園の減塩こんぶ茶
こんぶの粘りで、完走できました。国体宿舎の夕食の切り目を入れたとんかつから1本ずつ肉を抜いて行った食事当番のM君!今はどうしているでしょうね?
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ハーフライオン 2012-10-09 18:41:40 提供:玉露園
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元祖インスタント飲料の「こんぶ茶」を世に出して百余年。「こんぶ茶」は、昆布の滋味に富んだ、独創的な風味とうま味でロングセラー製品となっております。また「こんぶ茶」は、天然の調味料として様々な料理にもお使いいただいております。玉露園はこれからもおいしい飲料を作り続けてまいります。