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もう潜りは引退したはずだったが、テレビの取材でどうしてもと引っ張り出された。ちゃちな番組らしくて、カメラも機材も持ち込みでと言う怪しげな番組で、当日待ち合わせ場所に行ったが、待ち合わせ時間に来ない!焦って携帯に電話しても、『ただ今電源が入っていません。』とのアナウンスを数十回聞いたころにやっと通じた。場所は間違いないが、しばらくしてやっとやって来た。多くのテレビ関係のお手伝いをしてきたが、こんな酷いのは初めてだった。案の定新米ADで、会社の名刺と振込先を渡しが、ディレクターは挨拶にも来ないので、振り込んでくれるかどうか心配だ。
とにかく、支払いが無くてもやれるように自分用の写真を撮りまくった。途中で写真を見せたが、ディレクターはイメージしたものと違うと文句ばっかり言って、とても払ってくれそうにないので、正解だった。メバルだってちゃんと並んで待っていると言うのに!
魚だってアパートがあれば、沢山集まって、楽しそうにやっている。しばらく潜っているとさすがに寒くなってきた。
岩場に移るとスズメダイの大群がいた。この魚だけは瀬戸内海のどこに行っても居る。精々10cm位の小魚だが、侮るなかれ、結構美味いのだ。こちらでは焼いて南蛮漬けにして食べるのが主流だが、面倒くさがらずに三枚におろして、握り鮨にすると、鯛だと言っても、誰も疑わないだろう。
海から上がって、待たされたが、これが半端でない時間で、3時には終わっていたのに、帰ったのは7時を回っていた。すっかり冷えてしまったが、玉露園の『減塩こんぶ茶』で暖まった。この昆布茶のいいところは減塩なので、しょっぱく無くて2~3杯は飲めることである。
この『減塩こんぶ茶』の利点は、寿司酢を作るのに最適なのだ!本当なら魚で出汁をとって、酢を煮立てて砂糖と塩を少々入れて作るのだが、急ぐ時は酢、砂糖、この『減塩こんぶ茶』をいれて、レンジでチンすれば終わり!酢〆の鮎にも合う。鮎の風味も殺すことなく、まろやかな寿司ができる。『減塩こんぶ茶』飲んで、好きな寿司を食べたら、もうしんどい仕事のことも忘れてしまった。
玉露園の減塩こんぶ茶
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ハーフライオン 2012-10-30 17:51:35 提供:玉露園
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元祖インスタント飲料の「こんぶ茶」を世に出して百余年。「こんぶ茶」は、昆布の滋味に富んだ、独創的な風味とうま味でロングセラー製品となっております。また「こんぶ茶」は、天然の調味料として様々な料理にもお使いいただいております。玉露園はこれからもおいしい飲料を作り続けてまいります。