モニプラの「印鑑のハンコヤドットコム」さんからの試供品で消しゴムはんこなるものをもらったので、早速トライしてみました。なんか、急に手を動かすことがしたくなったんですよね。不器用なのですが、何かに集中するのって楽しいですから。消しゴムハンコというと今は亡きナンシー関を思い出しますね。あちらはカッター、彫刻刀を使う本格派ですが、このセットを使うともっと手軽にハンコ作りができちゃいました。プラスチックのヘラや爪楊枝で削ることができる柔らかいゴムでできた板になってました。すぐに作れるように、必要なものは(インク以外)全部揃ってます。ヘラはオレンジの奴。黄色のは練り消しゴムで、削った消しゴムハンコのゴミを取り去るためのもの。白飛びしちゃってますが、肝心のゴム板は7cm x 8cmで、厚さは1cm程度。あと、デザインを写し取るためのトレーシングペーパーもちゃんとついてます。さて、いざハンコを作ろうという時にどんなデザインにしようか悩んじゃうもの。そんな人のためにデザイン見本まで入ってました。至れり尽くせりですね。で、私が作ったものはこれ。Ex Libris(蔵書票)です。うちの父親、ほとんど本を読まないくせに蔵書票のコレクションをしていたんですよね。おかげで色々と見ることができ、自分も作ってみたいなと思っていたのでした。ちゃんとした版画を作るのは大変ですからね。今回、このハンコセットでウォーミングアップとして挑戦してみました。写真から輪郭だけ抜き取る処理をして自分のアイコンからメインの絵を作り、あとはOpenOfficeのドロー・ツールで文字を入れたりしてデザインできあがり。こいつを鉛筆を使ってトレーシングペーパーで写し取り、消しゴム板にぺたっと転写する仕組みです。さすがに鉛筆の転写だけだと薄いのでその線をサインペンでなぞり、太めにして整えて下絵は完成。さて、こいつをほじほじしていくんですが、さすがに文字の部分は細かすぎて彫れそうになく、諦めてしまいました。それ以外はそこそこできたかな。基本はヘラで縁に切り込みを入れ、削っていく感じ。細い線を彫る時は爪楊枝を使ってほじほじ。思った以上に細い部分もいけましたね。ということでできあがりはこちら。スタンプインクが家にはなかったので、娘の絵の具を借りたんですが、ちょっと薄すぎていらないところまで染みこんじゃったようです。うーん、出来はまあこんなところでしょうか。掘った部分を整えればも..
投稿日時:2010/11/28 : ぶんじんのおはなし 第二話 提供:株式会社ハンコヤドットコム